登山を趣味として初めてみたいと考えたとき、初心者でも簡単に登山を始めることは出来るのでしょうか。
また、登山をするのに最低限必要な道具はどのような道具が必要なのか…
今回は登山初心者でも登れる山や必要な道具について紹介していきます。
登山の魅力とは?
登山に憧れる魅力は初めて登山を経験するとどんなに低い山でもかなり疲れて途中で下山したくなります。
しかし、そこを我慢して頂上までたどり着くと達成感や景色の良さに感動してまた登山がしてみたいと思うようになり、どんどん登山にはまっていくでしょう。
それが理由で普段から自分に自信がついたりやる気が出ることにつながってきます。
また、山によっては途中で名産品を売っている休憩所などがあり、これは登山をしないと知らない事なので、そのようなことも登山の魅力にです。
初心者でも登山ができる山10選(1000m以下)
それでは、初心者から登山ができるおすすめの山を紹介します。こちらの記事では1000m以下の山ばかりですので、参考にして挑戦してみてください。
高尾山(東京都)
高尾山は富士山と並びミシュラン三ツ星を獲得した日本が誇れる山で、都心からも近く、十分に日帰りで下山することが出来ますのでおすすめです。
標高は599mと低めですが、登山コースによっては頂上に到達するまでに2時間から6時間かります。
【アクセス・詳細情報】
【住所】東京都八王子市高尾町
【交通】京王線高尾山口 詳細はこちら
筑波山(茨城県)
筑波山は百名山の中でも最も標高が低い山ですが、頂上から見る景色がとても美しく「西の富士、東の筑波」と言われるほどです。
筑波山の標高は877mで、頂上までかかる時間は一部ロープウェイを使った場合は1時間10分で、自力で頂上まで登ると5時間30分ほどかかります。
【アクセス・詳細情報】
【住所】茨城県つくば市
【交通】アクセス詳細はこちら
御岳山(東京都)
こちらも一度は聞いたことがあると思いますが、御岳山は古くから登山家が登っている山で、頂上までは自力で登ることが出来ますが、初心者の場合は簡単に登ることが難しいので、ケーブルカーを使って頂上まで行くことをおすすめします。
御岳山の標高は929mで、頂上まで登る時間はケーブルカーを使うか使わないかで変わってきますが、1時間20分~となっていますのでぜひ挑戦しましょう。
【アクセス・詳細情報】
【住所】東京都青梅市
【交通】詳細はこちら
伊予ヶ岳(千葉県)
伊予ヶ岳は千葉県で唯一三名に「岳」が付く珍しい岩峰で、標高は337mと低めですが、千葉県の中では標高の高い部類に入ります。
伊予ヶ岳は頂上までにかかる時間は2時間弱で登ることが出来ますが、平群天神社から登った場合は、40分ほどで頂上まで行けますので、初心者にはおすすめの山です。
【アクセス・詳細情報】
【住所】千葉県南房総市
【交通】マップよりご確認下さい
六甲山(兵庫県)
六甲山も有名な山で、阪神タイガースの応援歌にも使われている六甲おろしが有名となっています。
六甲山は歴史のある山で、そのほとんどが1億年前の花崗岩から形成されている山です。六甲山の標高は932mで、頂上まで登る時間はコースにより異なっていますので気に入ったコースから登山を挑戦しましょう。
【アクセス・詳細情報】
【住所】兵庫県神戸市
【交通】詳細はこちら
大和葛城山(奈良県、大阪府)
大和葛城山は金剛生駒紀泉国定公園内にあり、一定時期に咲くツツジが有名で、観光目的として登山していることが多い山です。
標高は960mで、頂上まで登る時間は約4時間かかります。
【アクセス・詳細情報】
【住所】奈良県御所市・大阪府南河内郡千早赤阪村
【交通】詳細はこちら
三頭山(京都府)
三頭山はバス停が登山口になっており、すぐに登山をすることが出来ます。しかし、登山口が複数ありますので、頂上まで登る時間も様々です。
頂上まで登る時間は、2時間半~6時間ほどと登山口によってはかなり時間がかかりますので、初心者は一番早く登れる場所から挑戦しましょう。
【アクセス・詳細情報】
【住所】京都府京都市右京区
【交通】詳細はこちら
竹田城址(兵庫県)
竹田城址は少し登山とは違うかもしれませんが、日本のマチュピチュや天空の城で有名な竹田城跡になります。
ただし、竹田城址は観光地になっていますので、頂上まで行くのには料金がかかりますので注意してください。
竹田城址の標高は354mあり、頂上まで登るには登山コースによっては20分~1時間ほどかかります。
【アクセス・詳細情報】
【住所】兵庫県朝来市和田山町
【交通】詳細はこちら
鳳来寺山(愛知県)
鳳来寺山は1400年前の火山で作られた山で、決められたコースがあり、およそ4時間で頂上まで行くことが出来ます。
標高は695mあります。また、現在は活火山ではありませんので安心してください。
【アクセス・詳細情報】
【住所】新城市門谷字鳳来寺
【交通】詳細はこちら
必須となる登山道具7選(日帰り)
それでは登山をしていく上で必ず必要となってくる道具は何があるのでしょうか。登山初心者で何を用意しなくてはいけないのかと困っている方に最低限必要となってくる登山用の道具を紹介していきますので参考にしてください。
ザック
ザックとは俗にいうリュックサックのことですが、登山ではリュックサックを使うことはありません。
ザックとリュックサックの違いは、リュックサックは中に荷物を入れるだけですが、それに加えてザックは登山用に考えられており、体へのフィット感が断然に違います。
登山靴
登山をしていく上で普通の靴では滑りやすくて危険なのでやめておきましょう。普通の靴は舗装されている道用に作られているので足を痛めてしまいます。
登山靴は長時間歩くため、極限まで足の負担を抑えるようにしています。初心者が登山靴を購入する場合、足首まであるローカットの登山靴がおすすめです。
コンパス
コンパスは道に迷ったときに使うことが出来ますが、コンパスの知識を持っていないと宝の持ち腐れになってしまいますので、しっかりと東西南北の知識をつけておきましょう。
また、携帯電話でGPS機能をダウンロードしておくのもおすすめします。
登山地図
コンパスと併用して使いたいのが登山地図です。道に迷ったらその山の地図を見ることが出来ますので、コンパスを使って正しい位置に戻ることが出来ますので、必ず忘れずに持っていきましょう。
レインウェア
登山を経験すると分かりますが、標高が高ければ高いほど天候の変化が激しいのでレインウェアは必須アイテムとなります。
また、雨に濡れると体温が低下して体調不良の原因になりますので、後回しにせず必ず初めからレインウェアを購入しましょう。
水筒
水筒も必須アイテムで、登山は知らないうちに汗をかいていますので、脱水症状の原因となります。
特に水のない山では水分を確保できませんので忘れずに水筒を準備しておきましょう。
また、ペットボトルでは気圧の関係で破裂する恐れもありますので、ペットボトルは控えましょう。
帽子
登山用の帽子はUVカットが出来るほかに通気性もありますので必要以上に汗をかきにくくなっています。
また、ハットを被ることで首元も熱から守ってくれるので、登山には欠かせないアイテムとなっていますので自分に合った帽子を購入してください。
まとめ:初心者でも必要な道具は必ず準備しよう!
登山をこれから始めてみたいという方は事前に必要な道具を知っておくことで登山をしっかり楽しむことが出来ます。
今回の記事では初心者向けに必要になってくる最低限の道具やおすすめの山を紹介してきましたが、これからどんどん経験を積んでいき、ビギナーになって様々な山を攻略していきましょう。