【登山レポ】日帰りでもOK!日本百名山に登ってみよう【関東編】

【登山レポ】日帰りでもOK!日本百名山に登ってみよう【関東編】
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登山を始めた人なら誰でも1度は聞いたことがあるであろう日本百名山。

今回は「日本百名山」ってなに?

初心者でも登れる?難しくないの?そんな疑問に答えながら、おすすめの日本百名山3選も含めて紹介をしていきます。

日本百名山とは?

「日本百名山ってどんな山?」「日本百名山ってなに?聞いたことがない!」とい方にも、日本百名山について分かりやすく説明をしていきます。

日本百名山とは?

日本百名山とは、国が定めたものではなく、小説家の深田久弥さんの山岳随筆「日本百名山」に載っている100座の山のことを指しています。

「日本を代表する山のベスト100」と言えるような山が選ばれています。

なにを基準に選んだの?

小説家でもあり登山家でもある深田さんが、実際に登頂した日本各地の山の中から、自身が定めた基準で100座を選んだそうです。

「山の品格」、「山の歴史」、「個性のある方」の3つを基準に選んだと言われています。

どこにあるの?

北は北海道の利尻島にある「利尻山」、南は鹿児島県の屋久島にある「宮之浦岳」と、全国各地の山々が日本百名山に選ばれています。

その他の多くは、日本の中心の北アルプスや南アルプスに集中しています。

初心者でも登れるの?

答えは「はい!登れます!」です。

難易度は山によってさまざまなため、登山時間が短い山であれば、初心者の方でもチャレンジできます。

登山口から30分ほどで登れる山から、3泊4日かかる山まであり、更に選ぶコースによって山での行動時間が変わってきます。

初心者の方がチャレンジする際は、アクセスが良く、日帰りで登れる山をおすすめします。



おすすめの日本百名山3選

ここからは、初心者の方でも登れるおすすめの日本百名山を紹介していきます。

「日帰り可能」「アクセスが比較的に良い」「登山道が歩きやすい」そんな視点と、私が実際に登った体験も含め、おすすめの山を3つご紹介します。

日帰りで登れる日本百名山1(谷川岳)​

群馬県・新潟県の境にある谷川岳。(日帰り:4時間)標高は1977m。

関東からのアクセスも良く、登山初心者に人気な山です。

ロープウェイを利用して登るのが、谷川岳に登る最もポピュラーなコース。

途中に鎖場があったりしますが、ゆっくり登れば問題ありません。

山頂は360度の大パノラマの絶景!感動すること間違いなしです!

日帰りで登れる日本百名山2(日光白根山)

群馬県・栃木県の境にある日光白根山。(日帰り:5時間)標高は2578m。

奥白根とも言われ、日光火山群の最高峰です。

群馬県側の丸沼高原から日光白根山ロープウェイに乗り、山頂駅から登山スタート。

樹林帯の中を歩き緩い登山道は登りやすく、山頂からは日光の山など360度見渡せて絶景です!

登山コースがいろいろあるため、体力に合わせてコースを選べるのもおすすめポイントです。

日帰りで登れる日本百名山3(苗場山)

新潟県・長野県の境にある苗場山。(日帰り:8時間)標高は2145m。

行動時間が8時間を越えてくるので、登山に慣れてきた人におすすめ。

かぐらスキー場町営駐車場に車を止めて、祓川コースから往復します。

序盤は整備された階段を歩く箇所もあり、特に危険箇所もなく、登山を楽します。

山頂には展望はありませんが、雄大な湿原が広がり、まさに「雲上の楽園」です。

「山頂」のイメージとはかけ離れた広大な湿原が、登山者を魅了します。



日本百名山が人気のわけ

いろんな山があるのに、なんで日本百名山は人気なんだろう。

その人気の理由はこんなきっかけがあったからかも知れません。

「百名山ブーム」

NHKのテレビ番組でも紹介されるなどして、高年者を中心に「百名山ブーム」が起こりました。

現在では山ガールや、若い年齢層にも人気があります。

日本百名山に選ばれた山は登山者が多いため、他の山に比べてもアクセスがも良く、登山道も整備されていることが多いです。

地図や雑誌やネットでの情報など、登山情報も多くあるため、そういった意味では登りやすいと言えます。

「山バッジ」集め

私も「百名山に全部登ってみたい!」と思ったきっかけのひとつが、「山バッジ」です。
なんで山バッジ?と思う方も多いかも知れませんが、登山を楽しむ方で集めている方はとても多いと思います。

せっかく山頂を踏んだのであれば、何か記念になるもが欲しい!そんな方には山バッジをコレクションするのもおすすめです。

山によって、さまさまなデザインの山バッジがあり、山小屋限定のものがあったりと、新しい山バッジを集めるために登っても楽しいと思います。

登る際に気をつけること

日本百名山に限らず、山に登る際はしっかりと登山の準備をして挑みましょう。
事前にコースを調べ、登山届けを出すこと。

そして山の天候は変わりやすいです。

季節を問わず、雨具は必須です。

また上着などを持って行き、体温調節ができるようにして行きましょう。

街とは違う「山」に登るということを意識して、行動するように心がけましょう。

まとめ

今回は日本百名山を紹介していきました。

私もはじめて登った山は、日本百名山でした。天気も良く、山頂からの景色にとても感動したのを覚えています。

登山初心者の方は、難易度の低い山からチャレンジをしていき、徐々に難易度をあげ、100座にチャレンジしていく方も多くいます。

「山に登ってみたい!」「山がたくさんありすぎてどこを登っていいのか分からない!」そんな方は簡単な百名山から登ってみてはいかがでしょうか?

きっと、想像以上の感動した景色に出会えると思います。

ライター:nozomi / 編集:クレイジーキャンプ編集部

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