【これは意外!?】簡単で楽しい!初心者でもできる登山での炊飯方法を紹介

【これは意外!?】簡単で楽しい!初心者でもできる登山での炊飯方法を紹介
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こんにちは。

秋も終わりに近づいてきて、登山は次第に冬山に近づきつつあります。

冬の澄みきった空気の中、頂上では眺望を楽しみながら温かい料理を食べながら、山での特別な時間を過ごしている方も多いと思います。

お湯を入れて待つだけ!

そんな便利なものも良いですが、材料から手作りする料理は新鮮で味も格別です。

今回は作って楽しい、食べて美味しい、登山での炊飯をご紹介します。

炊飯の魅力と歴史

フリーズドライ製品が登山に浸透している昨今、登山の炊飯は必要性が低い技術ですが、文明の力が広まる以前、炊飯技術は必要不可欠なものでした。

炊飯の歴史

保存ができ、かつ主要なエネルギー源を摂取するためには米を炊く必要があります。山で

自生する動植物もいますが、米は活動を継続的に行うためには必要な栄養を、炭水化物を始めお米は多くを含んでいます。

(カレーは保存性も高くご飯との相性も良い、山ご飯の定番です。)

移動時の保管も容易で、水を含めば大きく膨れることで満腹感も得られやすい。荷物を軽減して負担なく活動を続けられるお米は、正に登山の相棒として親しまれてきました。

炊飯の魅力

登頂を目的とした技術では必要性がない炊飯ですが、多様化している現代の登山では、山登りを一層楽しくする手段として魅力に溢れています。

「出来立てが食べられる」

(登山中、焚き火での炊飯。蓋を開けるのが待ち遠しい。)

登山では出来立ての料理を食べられることは麓に比べて条件が厳しいことがあります。

生の食材を鮮度を保って運ぶことは、他の登山道具を入れつつ頂上までの温度差がある

登山では難しく、特に夏場ではその影響は顕著になります。

お米は調理器具の中に入れたりすることでスペースも取らず、新鮮な状態で食べることができます。日常的に食べ親しんでいるので美味しさも保証済みなのが良いですね。

「手間をかけるから美味しい」

(沢登り中に作った味噌汁と魚の定食。少しの手間なら美味しいものを食べたい。)

手間をかけすぎると登山に影響してしまいますが、炊飯は慣れればストレスなく行えます。

お湯を入れるだけで食べられる、そうした料理も便利ですが、炊飯は炊けるまで蓋を開けず、タイミングをじっくり待って出来上がるプロセスがあります。

鍋を見ながら変化を待ち、出来上がった瞬間は、手間をかけたからこそ感じられる感動と美味しさがあります。

調理器具と適した素材

登山では日常生活で扱う電化製品を持ち込むことは難しく、勿論炊飯器という便利な物はありません。かつ、炊飯に適した釜をはじめとした専用器具は重量もあり登山には不向きです。

山行に無理がなく、かつ効率的に美味しく炊ける道具を選びましょう。

炊飯に適した道具

米にまんべんなく熱を与え、かつ焦げ付きを防止するためには、道具に一定の厚みと熱伝導率が高い素材を使用した物が炊飯に適しています。

「炊飯に適したアルミ素材」

(チタン素材のカップ。熱伝導率は低いが薄く引き伸ばせるため、とても軽量。)

登山で使われるステンレス、アルミ、チタンの3素材の中で、軽量で厚みがあり、必要な熱伝導率を持っているのがアルミになります。ここにコーティングを施すと調理の失敗も減り、メンテナンス性も向上します。

「出来れば鍋型を」

(実は汎用性が高いフライパン。でも炊飯はできれば鍋型を使いたい。)

手順や特性を把握していればフライパンでも炊飯は可能ですが、コッヘルや気密性の高い鍋型の調理器具を選ぶと良いでしょう。

また重しに水を入れたケトルを使うと、鍋の熱がケトルに伝わり、燃料の節約にも貢献できます。

調理手順

【用意するもの】

・米

・水

・鍋 スノーピーク 焚

・火器 プリムスのガスバーナー

【1.浸漬】

炊飯の中でも特に重要といえる浸漬は、米の芯まで十分に加熱するための大切な工程です。

お米を30分ほど浸けておけば大丈夫です。時短の場合はジップロックにお米と浸みる程度の水を入れておくと、調理時にすぐ加熱から始められます。

水の量はお米から人差し指の第一関節当たりの深さ程度が良いでしょう。

【2.加熱】

加熱方法には諸説ありますが、私の場合は中火で加熱し、振動を感じてきたら強火にします。

大半のクッカーの蓋は蒸気を塞ぎ込めるほど重たくないので、上に重量のあるもの(近くにある石でも大丈夫)を置いておくと良いでしょう。

内部に水分があるうちは、鍋に触れると振動しているのが分かります。この振動が無くなるのを目安として火から離します。タイミングと水分量さえ間違えなければ、炊き上がりで失敗することはないでしょう。

【3.炊き上がり】

火から離し、数分蒸らした後に蓋を開けます。

蓋を開けると真っ白な白飯が完成しています。

所々にある穴は蒸気が通ったもので、この穴があると問題なく火が通った証明ともなります。

レシピが豊富なご飯もの

山で食べる白飯はそのままでも十分美味しいですが、荷物に余裕があればご飯に合う食材を持って行くのも良いでしょう。

おかずを作って別皿も良いですが、丼物にすれば食器の数も減らせ、一度に食事を摂れるので効率的です。

葉物のシソ、ゴマなどは香りも良く、醤油を少しかけて食べると美味しいです。

調理も切る、もしくは切ったものを持ち込めば炊飯以外の調理は不要なので、オススメです。

まとめ

炊飯はひとつひとつの工程を間違えなければ、どなたでも簡単にできる調理です。

おこげができたり芯が残っていたり、始めのうちは失敗もあると思います。

しかし、炊けるようになれば炊き込みご飯や水分を調整して炒め物など、山での料理が彩り豊かで、次の登山が待ち遠しくなります。

いかがでしたか。

ぜひ山での炊飯に挑戦して、登山をより思い出深いものにしてくださいね。

ライター:pepe1215 / 編集:クレイジーキャンプ編集部

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