釣りをしたいけれど、「釣りって手間もお金も時間もかかるんでしょっ!」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は都心から程近く、豊富な魚種をお手軽に狙えちゃう人気スポット
「東扇島西公園」をご紹介したいと思います。
https://yakei-navi.com/higashiougiw/
東扇島西公園とは
川崎港に埋め立てられた人工島で釣り場、公園として開放されています。
紛らわしいことに、東扇島東公園、東扇島北公園、東扇島中公園が近くにあるため注意が必要です。
東扇島西公園では、釣りが出来るだけでなく、芝生の広場やウッドデッキがあるので、遊んでいるお子さん方や散歩されている方を良く見かけます。
釣りをして、飽きたらボール遊びなんてのも良いですね!
ちなみに火気厳禁となっておりますので、バーベキューなどは出来ません。
バーベキューをしたい場合には東扇島東公園、中公園をご利用下さい。
http://www.city.kawasaki.jp/580/page/0000001336.html
http://www.city.kawasaki.jp/580/page/0000001336.html
都心に近い割に様々な種類の魚が釣れると評判です。
主な魚と釣り方
・オールシーズン
スズキ(ルアー、エビ撒き釣り)
クロダイ(ルアー、落とし込み)
・春
ウミタナゴ(サビキ)
・夏
ウミタナゴ、イワシ、サッパ、アジ、サバ(サビキ)
イナダ、ソーダカツオ(ジギング)
シリヤケイカ(エギング、スッテ)
マゴチ(ルアー、投げ釣り)
シロギス(投げ釣り)
・秋
イワシ、サッパ、アジ(サビキ)
メジナ(浮きフカセ)
タチウオ(テンヤ、ルアー)
・冬
アイナメ、カレイ(投げ釣り)
ここでは代表的な魚種を書きましたが、これ以外にも本当にたくさんの魚種が釣れます。
ファミリー向け♪おすすめアクティビティ
今回はファミリー編ということで、おすすめはなんと言っても「サビキ釣り」
子供から大人まで楽しめて、アジやイワシなど食べてもおいしい魚がお手軽に釣れちゃうのは嬉しいですよね。
そもそもサビキ釣りとは?
サビキ釣りとは、コマセ(主にオキアミなどを使った撒き餌をさします)で煙幕を作り、その中に数個~10個程度の針が付いた仕掛けを投入する釣り方です。
釣りと聞いて、ゴカイ類などの虫エサをイメージする方も多いかと思いますが、この釣り方では、針にあらかじめ小さな擬似餌が付いているため、餌を付ける必要がありません。
「虫はちょっと嫌、、、」と言う方や「餌を付けるのが面倒」と言う方にもオススメの釣り方です。
アクセス・施設情報
一般道からは、川崎港海底トンネルを抜けて二つ目の分岐を左に進みます。
そのまま直進し、突き当たり丁字路を左折すると駐車場が見えます。
高速からは、首都高速湾岸線東扇島出入口から国道357を首都高速湾岸線の大黒方面に沿って直進し突き当たり丁字路を左折すると駐車場が見えます。
川崎駅より市営バス「川07系統東扇島西公園前行」にて「東扇島西公園前」で下車して下さい。
また、路上駐車をされている方も多いですが、駐車場に停めるようにしましょう。比較的良心的な駐車料金だと思いますので安心してご利用下さい。
その他、釣りをしていて気になるのは、トイレの有無ではないでしょうか。東扇島西公園では手前側、奥側の2箇所の駐車場付近にそれぞれトイレと水道が完備されています。
普通車の駐車料金
3時間未満 200円
5時間未満 400円
8時間未満 600円
8時間以上 800円
釣具店の出張もあるぞ!
ありがたいことに東扇島西公園では「勇竿釣具店」という釣具店が手前側駐車場に出張してくれています。
ここで仕掛けからエサや軽食まで調達できるので、手ぶらで行っても釣りができます。
また、勇竿釣具店の公式ホームページでは、東扇島西公園の最新釣果もUPされていますので、釣行前に是非ご確認下さい。
ちなみに日祝日前などにはオールナイト営業している場合もあります。(詳しくは公式ホームページをご覧下さい。)
東扇島西公園で釣れる主な危険生物
海にはたくさんの危険生物がいます。魚種が断定出来ない場合には、触れたり、食べたりしないようにしましょう。
東扇島西公園で釣れる主な危険生物は以下の通りです。
・フグ全般…調理には免許が必要です。フグ毒のテトラドトキシンは加熱しても分解されません。致死量は2~3mgと言われています。
一部に毒のないフグも存在しますが、素人判断で調理したり食べたりするのは絶対に辞めましょう。また、フグは硬い歯を持っていますので、針を外す際にも注意しましょう。
・キタマクラ…フグの仲間ですのでこちらも先述の通り食べてはいけません。キタマクラは表皮にも毒があるので、釣れても触れないようにしましょう。
・アカエイ…尻尾の付け根にあるトゲに毒があります。刺されると確実に病院送りになります。また、トゲは長靴程度は簡単に貫通する鋭さですので注意しましょう。
・アイゴ…最近になって東扇島西公園での釣果が報告されるようになった魚です。食べることも出来ますが、背びれに毒があるので針を外す際に注意して下さい。
ちなみに筆者は刺されて痛い思いをしたことがあります。
まとめ
東扇島西公園は、アクセスが良く、魚種も豊富で、魚影も濃いです。
広場や釣具店もあって、ファミリーフィッシングから上級者まで楽しめるスポットですので是非一度行かれてはどうでしょうか。
次回は、キャンプやバーベキューも出来ちゃう若洲海浜公園について紹介したいと思います。
それではまた!
ライター:Posterboy 一部編集:クレイジーキャンプ 編集部
