脱チャッカマン!初心者でも1から火起こしはできるのか?
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みなさん、こんにちは。

自然が最高の遊び場!ばじりこです。

今回は、チャッカマンやライター、マッチなど使用せず火起こしはできるのか?という事で

実際に海に行って、やってみました!

火起こしのポイントやコツを交えた内容になっているので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。



事前に用意するアイテム

ファイヤースターターと麻ヒモ

火越しをするのに必要なアイテムは、ファイヤースターターと麻ヒモのみ。

ファイヤースターターとは、火ダネを作るアイテムです。

麻ヒモは、100均一やホームセンターなどに売られているもので構いません。

火を大きくするために必要となります。

この2点があれば、誰でも簡単に火を起こすことができるんですよ。

ファイヤースターターの使い方

ファイヤースターターとは、火ダネを作るアイテムです。

使い方はとても簡単で、棒になっている部分を鉄のプレートやナイフの背でスライドさせ火ダネを飛ばします。

棒の部分はマグネシウムでできているので、擦るだけで火ダネをすぐ飛ばすことができるんですよ。

商品にもよりますが、数千回使用できるので1本持っているだけで火越しの達人になれますね。

棒の部分は、長いものから短いものまでありますが、初心者の方は長いものを使用すると簡単に火ダネを飛ばすことができておすすめです。

麻ヒモはほどいておく

麻ヒモは細かい麻の繊維を編んだもので、それをクルクルと編み込んだものです。

そのため、ほどくと写真のような繊維になります。これがポイントです。

麻ヒモのままでは火ダネが飛んでも着火しません。

面倒だと思うかもしれませんが、手抜きせずしっかりほどいてくださいね。

現地で調達するもの

大、中、小の枝

火を大きくするのに必要な大中小の枝。

海や山、そして川には枝が落ちていますよね。そんな落ちている枝がベストなんです。

特に、濡れていない枯れた枝は火の点きが良くておすすめです。

ポイントは、まず小さい枝を使い、徐々に太い枝をくべていくことで火が消えにくく大きくすることができます。

それでは実際にやってみましょう

風よけを作る

今回は海でやったので、海風が吹き込み火が点きづらい状況でした。

そのため、石を積み上げて風よけを作りました。

山でやる場合は、薪や枝を積み上げて風よけを作ることができますよ。

穴を掘る

穴を掘ります。

穴を掘る理由は、火の点いた麻ヒモを入れるためです。

細い枝を被せる

掘った穴の上に、まずは細い枝を乗せます。

たっぷり乗せると火が点きづらいので、写真の量ぐらいを目安にしてください。

麻ヒモに着火させる

ほどいた麻ヒモにファイヤースターターを近づけます。

写真のように麻ヒモにくっ付けても構いません。むしろ、くっ付けた方が火は点きやすいですよ。

鉄のプレート、もしくはナイフの背でマグネシウム棒の部分を擦ります。

1度擦り、2度擦り、3度目にして着火。

穴を掘った箇所へ投入

麻ヒモは着火すると、あっと言う間に燃え尽きてしまいます。

そのため、多めに麻ヒモをほどいておくと火がすぐ燃え尽きないのでおすすめです。

麻ヒモが燃えたら、すぐさま穴に投入します。

他のやり方として、麻ヒモを穴に入れてからファイヤースターターで着火させても良かったのですが、

とてもやりにくいです。そのため、今回のやり方がおすすめですよ。

枝が燃え始める

細い枝を先にくべることで、写真のように直ぐ火が点きます。

ポイントとしては、燃えた麻ヒモを投入したら優しく息を吹きかけることです。

そうすることで酸素が行き届き、麻ヒモの火力がアップします。

ただし、何度も息を吹きかけるのではなく1度にしてください。

何度も息を吹きかけると、枝が燃える前に麻ヒモが燃え尽きてしまいます。

ご注意あれ。

中太の枝を投入

細い枝に火がついたら、次は中太の枝を上にかぶせます。

まとめてドサッと乗せるのではなく、2~3本づつがポイントです。

たいていの人は、火が点いたからと言ってたくさんの枝を乗せてしまいますが、

そうすると、火に酸素が行きわたらず消えてしまいます。

2~3本投入して中太の枝が燃えだしたら、さらに中太の枝を追加する。

この繰り返しです。

ここまできたら一安心

写真のように、中太の枝がしっかり燃えていますね。

ここまでくれば消えることはありません。

これで一安心です。

太い枝を投入

最後に太い枝や丸太を投入して火を安定させます。

太い木は燃えにくいので、火力が上がった最後に投入します。

太い木は長時間かけて燃えてくれるので、細い枝とは違い何度もくべる手間がなくていいですね。

最後に火は消すこと

今回は、海で行ったので周囲には石がゴロゴロしています。

そのため、石を乗せて酸素が入らないようにフタをしました。

しばらくすると、白い煙が立ちあがり火が消えたサインです。

念には念を

石を被せるだけでも消火しますが、時間がかかります。

さらに、念には念を。ということで水をザバーッとかけて完全消火させました。

消えた後は、燃えカスをビニール袋に入れて持ち帰りです。

やっぱり火遊び、じゃなくて焚火は楽しいですね。

自然界にある着火剤になるもの

乾燥した葉

針葉樹林や松がある山や海には、枯れた葉がたくさん落ちています。

まさに、焚火好きからすると天からの恵みです。

そんな恩恵を使わないわけにはいきません。

乾燥した葉は点きやすいので、細い枝の下に敷いて使うことができますよ。

ただし、燃え尽きるのも早いので麻ヒモのお助け役と思って使ってくださいね。

火持ちする松ぼっくり

知らない人が多い、着火剤になる松ぼっくり。

細い枝の代わりになります。しかも、枝よりも火持ちがいいのが特徴です。

ブンブン燃えてくれるので、周囲に松ぼっくりがあったら試してくださいね。

海では定番の流木

海でやる焚火なら、この白色の流木がおすすめ。

水分は抜けきっており、劣化により全体的にスカスカしています。

持ち上げてみると、サイズの割りに軽いのが特徴です。

そのため、火の点きがとてもいいんですよ。

この木の存在を知っているかいないかでは、火力アップの速度は雲泥の差。

まとめ

如何でしたでしょうか。

たくさん写真も乗せたので、焚火魂に火が点いたのではないでしょうか。

これらを守ることで簡単に、チャッカマンやライター、マッチなどなくても火を起こすことができます。

これからキャンプやブッシュクラフトなど始める方は、ぜひお試しください。

ファイヤースターターを使用することで、プロっぽさがでますよ。

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