こんにちは。
毎週のように台風が発生し、思うようにお出かけの予定が立てづらい気候が続いてい ますね。そんな時こそキャンプギアの見直しやお手入れをして災害時に備えてみませんか？
いつどこで災害に遭うか分からない
教訓を得た台風１９号
先日の台風１９号の発生では関東に住む多くの方が防災備蓄品の見直しをされたのではないでしょうか。我が家も日頃から備えているとはいえ、水やカセットガスを買いに走りました。店頭から商品は消え、レジは大混乱。いざという時に焦って混乱しないように常日頃から備えておくことの大切さを実感しました。
５人に１人は避難生活を余儀なくされる？
出典：河北新報
ある統計では近い将来起こると予想される南海トラフ地震では５人に1人が避難生活を余儀なくされるというデータがあります。
次に起こると予想されている災害は南海トラフ地震だけでなく首都直下地震や巨大カルデラ噴火など、日本は災害大国だということを忘れてはいけません。これは他人事ではなく、いつ自分に降りかかってもおかしくないことだと日頃から備えておきたいですね。
キャンプギアが災害時に役立つワケ
さてキャンプギアが災害時に役立つのはどうしてでしょう。災害に備えてキャンプギアを見直すとキャンプの時とは違った視点で用途や必要性を考えることができます。
キャンプギア一式あれば家を失っても生活できる
いつも娯楽として楽しんでいるキャンプそれこそが避難生活に置き換えることができると思いませんか？家を離れた場所でテントを張り寝床を作る。テントと寝袋さえあれば家を失ったとしても生活できる。それってすごく心強いと改めて思います。
避難所生活はプライバシーもなく周りに気を遣ってしまい気持ちも体も休まりませんよね。使い慣れたテントであれば家族だけのプライベートな空間でゆっくり休むことができます。
出典：ココチモ
キャンプの心得があれば避難生活でも応用できる
日頃から家以外の場所で寝泊りすることに慣れていればどんな想定外の事態が起きてもその場にある何かで対応しようとする応用力が知らずのうちに身についています。
外で薪を集めて火を起こし米を炊くこともやったことがなければ災害時にいきなりできないですよね。
停電の中、真っ暗闇に慣れていなければ恐くて不安で仕方ないと思います。キャンプのランタンの明かりだけで過ごす夜を経験していれば急な停電でも慌ててパニックになることはないでしょう。
備えておきたいキャンプギアまとめ
では災害時に本当に役に立つキャンプギアはどんなものでしょう。
まとめてご紹介します。
テント
出典：GO OUT WEB
出典：楽天市場
テントは家を失った時や避難所の生活が辛い時にあると非常に心強いものです。設営の簡単なものやコンパクトになるものもあるので一つお家にあると安心です。災害時は持ち運びしやすい軽量のものがあるといいでしょう。また簡易のポップアップテントがあるだけでも避難所での着替えや仮眠などのプライバシーを守ることができます。価格も購入しやすいお手頃なものがあるのでまずは一つあると嬉しいですね。もちろんレジャーでも大活躍ですよ！
寝袋とインナーマット
出典：amazon
出典：楽天市場
これさえあればどこでも寝れます。避難所に避難するにしても、もし冬であれば寝袋があればさらに快適になるでしょう。インナーマットがあれば寝袋だけで寝るよりも体への負担を減らせます。避難生活が長引いた場合でも安心ですね。
バーナー
出典：snow peak HP
ガスや電気が止まってしまった時でも冬なら暖かいものを食べたいですよね。カップ麺を作るにしてもお湯を沸かす必要があります。ガスバーナーやカセットコンロは一家に一台は備えておきましょう。アウトドア用のバーナーならコンパクトに収納でき、場所を取りません。燃料は汎用性を考えてカセットガスにしておけば家庭でも使いやすいですよ。
ランタン・ヘッドライト
出典：Coleman HP
出典：楽天市場
こちらも停電の時の必需品ですね。二次災害を防ぐために防災用ランタンはLEDのものがオススメです。またヘッドライトは暗闇の中での作業や移動に便利です。枕元に常備したいものの一つですね。
ちなみに我が家では枕元にいつもLEDランタンを置いていて、就寝前はランタンの明かりのみで過ごします。子供達も使い方を覚えているので、停電になったとしてもきっとパニックは起きないと思います。日頃から道具に慣れ親しんでおくことも災害時は大きな力になってくれると思います。
クーラーボックス
出典：amazon
停電で冷蔵庫が使えなくなってしまった時に役立ちます。まずは冷蔵庫の中身で常温で大丈夫なものはあらかじめ取り出しておきましょう。冷蔵庫の開閉を最小限にすれば２日間くらいは中のものは冷たいまま持つそうです。冷凍庫の氷やお肉をクーラーボックスに移し替え、溶けたものから食べていけば食材を無駄にしなくて済みますね。もし使用頻度が少ない場合はソフトクーラーボックスにすると収納時かさばらなくて便利です。
ポータブル電源
出典：amazon
安否確認や情報収集の要となる携帯電話。モバイルバッテリーは２、３回の充電が限度ではないでしょうか。大容量のポータブル電源があれば携帯電話はもちろん扇風機や電気カーペットを使うこともできます。災害時以外でも車中泊や屋外でのアクティビティに役立つこと間違いなし。
簡易浄水器
出典：amazon
生きていく上で一番必要なもの水。水さえあれば数日間は生き延びることができます。断水が続けば備えておいたペットボトルの水がなくなるかもしれません。お風呂に貯めておいた水は生活用水には使えますが、衛生的には心配なもの。簡易の浄水器があれば安心して飲むことができます。
ソーヤー社の浄水器は世界最高水準の細菌除去率を誇る製品。微細なバクテリアも除去してくれるので安心です。amazonで３千円ほどで購入できるので１つは備えておきたいですね。
まとめ
今回は備えておきたい災害時に役立つキャンプギアまとめをお伝えしました。気になるギアはありましたか？すでに持っているものも災害時に使うことを前提に見直すと緊急時に取り出しにくい収納になっていたり、電池が切れていたりするものはありませんか？災害が過ぎ、一安心している今ですが、そういう時こそ備えの見直しをしっかりしておきたいですね。
普段は娯楽としてのキャンプの道具も経験も非常時にとても役に立つものだと改めて実感したら、なおさらキャンプに出かけたくなりますね！
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