「テント代わりになる?」テントとシェルターの違いとおすすめシェルターを一挙大公開

「テント代わりになる?」テントとシェルターの違いとおすすめシェルターを一挙大公開
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シェルターのこと、ご存じですか?

サイトレイアウトの自由度の高さや近年になって様々なデザインのものが発売されたことで注目されていたキャンプギアです。

キャンプ泊にはテントが必須だと思っていたけど、実はそうでもないのかも……。

シェルターはテントの代わりになる?

そんな疑問を解決すべく、シェルターとはなんぞや?という疑問から、そのメリット・デメリット、おすすめまで調べてみました!



シェルターとは

画像出典: ogawa

シェルターはシェルターテントとも呼ばれ、その特徴はフロアレス(床がない)なこと。

そして、しっかりとした壁があることです。

テントの居住性とタープの風通しの良さや解放感を掛け合わせたキャンプギアといえます。

タープは一般的に屋根に相当する使い方が主ですが、シェルターはリビングのようにも使え、プライベート空間を生むことができます。

また、テントと組み合わせるカンガルースタイルで、サイトのレイアウトの幅が広がることも大きな魅力です。

テントとシェルターの違い

一般的なテントとの1番の違いは床面の有無ですが、その他には壁を解放できる自由度の差が1番大きいのではないでしょうか。

殆どのテントは壁面にベンチレーターなどがあるだけで出入り口は1つか2つですが、シェルターは壁面に大きな窓に当たるメッシュがあり、種類によっては大きく開放できるものもあります。

また、テント同士を連結して設営することは殆どのモデルでできませんが、シェルターはその開放的なスタイルで、開口部を組み合わせるなどのちょっとした工夫次第で可能になります。

そういった設営に関する柔軟さもテントとの違いの1つでしょう。

主なシェルターの種類

画像出典: Snow Peak

テントも構造や形状によって色々な種類があるようにシェルターにも種類があります。

これから紹介するのはシェルターの中でもオーソドックスなタイプで、スタイルに合わせて選ぶ際の参考にしてみてください。

スクリーンタイプ

画像出典: Snow Peak

最もテントに近いタイプのシェルターで、安定感があるため風に強いのも特徴です。

また、壁面を完全に閉ざすことのできるタイプのものは冬キャンプのカンガルースタイルにもうってつけです。

ドーム型やトンネル型など、豊富な形状から人数や季節に合わせて選ぶことができることも魅力です。

ワンポールタイプ

画像出典: YOKA

ティピー型のワンポールテントのように1本の支柱で設営できるシェルターです。

構造がシンプルで設営がし易く、軽量なものが多いタイプですが、その反面内部の形が多角形でレイアウトが少々難しく、手狭に感じることもあります。

設営の簡単さ、軽量なモデルが多いことから初心者やソロキャンパーに人気のタイプです。

ツーポールタイプ

画像出典:イワタニ・プリムス

ポールが2本のシェルターで、ワンポールシェルターよりも広い内部とポールの追加によるアレンジ幅の広さが魅力のシェルターです。

その柔軟性からツーポールシェルターはサイトのレイアウトにこだわるキャンパーが多く愛用している印象です。



シェルターのメリット・デメリット

最大のメリットはタープよりも設営に技術がいらないことです。

タープはロープワークなどの基本的な技術と幕営のためのポールや立木が必要になりますが、シェルターは自立するためテントのように設営ができます。

そのため、初心者でもテントやその他のキャンプギアとの組み合わせを楽しみ易く、レイアウトも含めてサイトデザインをより楽しめるでしょう。

また、冬キャンプなどでテントとの組み合わせだけでなく、薪ストーブと組み合わせ易く、中には専用の煙突穴がある商品も存在します。

寒さが厳しい秋以降のキャンプこそ、シェルターは最大の力を発揮するのではないでしょうか。

一方でデメリットとして最大のものはフロアレスである点です。

設営場所の選定を誤ると雨天時にシェルター内部に水溜りが出来たり、水の流れが入り込んだりと様々な問題を引き起こします。

また、クローズできるといってもテント程きっちりと区切られるわけではないので、風を伴う強い雨の場合には吹込みなどもあり得るはずです。

解放感をメリットと捉えるか、デメリットと捉えるか。

その感じ方次第でシェルターを採用するかどうか決められるのではないでしょうか。

シェルターに向いているキャンプスタイル

個人的な見解ですが、シェルターに向いているキャンプスタイルは薪ストーブなど大きめのギアを導入できるオートキャンプだと思っています。

そして、キャンプサイトのレイアウトでもしっかりと動線を考えるなど、サイト作りにこだわりがある人向けではないでしょうか。

あるいはオートキャンプでも車中泊をメインにしているキャンパーが、屋外でも過ごし易いリビングとして自動車との組み合わせを行うなど、テント以外の選択肢として一考の価値は十分にあると思います。

今すぐ買える!おすすめシェルター紹介

画像出典:楽天市場

色々とシェルターについて調べる中で「いいなぁ、欲しいなぁ」と私が個人的に思ったシェルターを紹介します。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) クラシックスキャンプベースUV

画像出典:CAPTAIN STAG

このスクリーンタイプのシェルターで私が注目はしたのは、耐風性をアップするためのガイドロープ用のフラップがあることです。

テントよりも背が高いため、シェルターにとって風は厄介なものですが、しっかりと風対策ができるので寝ている最中も安心できます。

また、前後の庇を張り出すことで大型のスクエアタープとしても使えるなど、サイトのレイアウトを考える上でも幅広い使い方ができる点も魅力的です。

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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスST

画像出典:楽天市場

パンダなどの人気テントを数多くリリースしているテンマクデザインのワンポールタイプのシェルターです。

テンマクデザインの中でも特に人気があるサーカスシリーズが解放感と通気性はそのままにポリエステル素材の使用によって、より軽くリーズナブルになって再登場しました。

ピグメント加工によって遮光性が上がり、夏場の強い日差しでも涼しく過ごせるようになっています。

初心者でも組み立てやすいセットアップガイドが付いているのも嬉しい所です。

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OneTigris BLACK ORCA 2.0

画像出典:楽天市場

シェルターの特徴としてフロアレスであることを挙げましたが、実は最近ではフロアがあるタイプのものも沢山発売されるようになりました。

そのため、テント+タープというスタイルだけでなく、シェルター+コットというスタイルのキャンパーも増えているのです!

そんなシェルターの中でも軍幕系の無骨さとソロにも最適な軽さで注目されているのが、OneTigrisのツーポールタイプのシェルターです。

まさにテントとシェルターのハイブリットといった感じで無骨系ギアで固めい方には特におすすめです。

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まとめ

初めてシェルターを知った時は「テントかタープでいいんじゃないの」なんて思っていましたが、少し調べただけでも色々な違いがあることが分かりました。

特にこれから寒くなっていく中ではシェルターは大活躍するでしょうし、導入を検討してもいいかもしれません。

テント、タープに続く新たな選択肢として、みなさんもアウトドアショップに行った際には注目してみてくださいね。

CRAZY CAMP編集長が実際にシェルターを使ったレポート記事はコチラ!
話題!OneTigrisシェルターでミリタリー女子キャンプをしてみた!

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