キャンプギアは野外での使用を前提としてかなり丈夫に作られていますが、それでも破損とは無縁ではありません。
どれだけ大切に使っていても経年劣化などが積み重なると、いつかは破損してしまうものです。
また、悲しいことにキャンプギアも盗難され、持ち主の手を離れることがあるのです。
特に私のようなソロキャンパーにとって、破損や盗難は頼れる仲間もいないため一大事。
そんなキャンプギアの破損や盗難対策を解説します。
キャンプギアの破損対策は大きく分けて2つ
キャンプギアの破損対策は基本的に、「自分のものが壊れた場合」と「人の持ち物を壊してしまった場合」に分けることができます。
加入した保険の種類にもよりますが、どちらの場合もキャンプ保険によって補償することができます。
ただし、殆どのキャンプ保険は火傷などの怪我や遭難などの補償が主です。
破損した場合の補償も保険によって金額が違うのでしっかりと保険の中身を確認してから加入しましょう。
自分のキャンプギアが壊れた場合
画像出典:楽天市場
自分のキャンプギアが破損してしまった場合の対策をまずは解説します。
最近はアウトドアテープという緊急時に使えるテープが販売されているので、テントや寝袋のちょっとした穴を塞いで一晩凌ぐ程度であれば問題ないでしょう。
ただし、火器類の破損は事故の危険があるので使用を中止してください。
使用中の破損や経年劣化
キャンプギアの破損でよくあるのが、落としての破損。
あるいは経年劣化による破損です。
日頃のメンテナンスやキャンプ前のチェックを行うことで、「キャンプ場でいきなり動かなくなった!」という事態を防げます。
こういった破損の場合はギアを製造・販売しているメーカーに問い合わせてみましょう。
殆どの場合で修理を受け付けてくれます。
あるいは販売店に問い合わせると、メーカーとの橋渡しをしてくれて見積もりや修理にかかる日数などを教えてくれる場合もあります。
リペアキットを購入すると自分で修理ができるギアもあるので、ギアの種類や破損の程度によっては検討してみても良いでしょう。
人に壊されてしまった場合
キャンプ場は自分以外にも利用者がいることはよくあります。
そのため不慮の事故で自分の使っているギアが破損してしまう場合もあるはずです。
相手の過失によってキャンプギアが壊れてしまったら、お互いに冷静になることが大切です。
無暗に責め立てたり、激昂したりせず、しっかりと相手と話し合いましょう。
場合によってはキャンプ場の管理人さんに間に入ってもらってください。
相手に補償を求めるのであれば連絡先などをきちんと記録し、破損したギアやその程度によっては相手方の保険会社とのやり取りも記録することになるはずです。
人のキャンブギアを壊してしまった場合
自分の不注意や事故で誰かのギアを破損してしまう場合もあるかもしれません。
そんな場合に心強いのがキャンプ保険です。
キャンプ保険による補償を受けることで相手のギア、あるいはレンタル品を破損してしまった場合の補填ができます。
画像や動画による状況の記録
しっかりと保険を適用するためだけでなく、必要以上の弁済を求められた場合にも備える必要があります。
そのために破損してしまったギアだけでなく、現場の状態を写真や動画で記録しておきましょう。
やり取りを動画にして記録しておくことで、「言った・言わなかった」という後々の不毛な争いを回避できます。
そして、その場合はできるだけキャンプ場の管理人さんや警官など、利害の絡まない第三者に立ち会ってもらうようにしましょう。
キャンプギアの盗難に遭った場合
キャンプギアの盗難は、グループでキャンプに行っている場合には簡単に防ぐ法保があります。
それは常に誰かサイトに残り、テントやギアを見ておくことです。
盗難被害は少し目を離した隙に、というパターンが多く、人目があるところでは行われないようです。
さらに夜間はしっかりとテント内や自動車にギアを収納し、寝静まった時間帯の盗難を防ぎましょう。
キャンプ場の管理人と警察への通報
盗難被害に遭ってしまった場合は、まずキャンプ場の管理人さんに連絡し、警察に通報しましょう。
しっかりと被害届を提出しておくことで保険による補償を受けられるだけでなく、警察から地域のキャンプ場へ注意が促されて再犯を防ぐ効果もあるのです。
また、キャンプ場側も盗難事件が起きたとなれば信用問題にも発展するため、利用者同士のトラブルの補償はしないと利用規約にあっても防犯カメラの導入など検討してくれるかもしれません。
ただし、盗難に遭った腹いせにキャンプ場を悪者にするようなことは控えましょう。
悪いのは窃盗犯なのです。
キャンプ保険による補償
「携行品損害保険」という保険商品がキャンプギアの盗難に対応しています。
基本的には「キャンプ保険」という名前の保険の一部として組み込まれているので、しっかりと有無を確認しましょう。
保険商品の説明書や約款(やっかん)は読んでもよく分からない、という場合は保険会社に盗難の場合も保証されるのか、どういったものが補償対象なのかといったことを確認するほうが無難です。
まとめ
アウトドアブームの中で沢山の人がキャンプ場を訪れるようになりました。
沢山の人がいるということはトラブルも起こり易くなり、その内容も多様化するということです。
今回はギアの破損や盗難に関する記事でしたが、ルール違反や迷惑行為などキャンプ場では多くの問題が発生しています。
破損は不慮の事故があり得ますが、盗難やマナー違反は1人ひとりの意識によってなくすことができるはずです。
誰もが気持ちよく、盗難の心配なんてせずにキャンブを楽しめるようになると本当にいいですね。
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