最近、車を運転していると、車道を自転車が走っているのをよく見かけるのではないでしょうか。
その自転車の中でも特に人気が高くなっているのが「ロードバイク」と言われる種類の物です。名前だけは聞いたことがあっても、正直どんな自転車なのかピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
まずはその「ロードバイク」についてご紹介しましょう。
はい!こちらがロードバイクです!
とはいえ、ロードバイクと普通の自転車では、どのような違いがあるのでしょうか。
ロードバイクと他の自転車との違い
一言で言うと、ロードバイクとは「舗装された道路を、いかに早く走れるか」を追求された自転車のことです。実際にお店で持っていただけると分かりやすいかと思いますが、片手で持てるほど軽い作りになっています。
自転車の中でも必要最低限のパーツしか付いておらず、グラム単位で軽くなるように追求し、日々改良されています。
そのため、上の写真のように、通常の自転車についている泥はね防止のカバーパーツも、ロードバイクにとってはそれさえも重量になってしまうため、付いておりません。
ロードバイクは通常の自転車よりも走行スピードが速く、さらに、路面状況によってギアをチェンジし、走行しやすくできます。
少し前にも記載した通り、とにかく車体が軽いため、持ち運びもしやすくなっています。
スピードを出す時に前傾姿勢になるため、サドルの位置も高くなっています。
どんなロードバイクを選ぶべき?
では、続いてロードバイクを始めたい方に選ぶべき大きなポイントを3つご紹介しましょう!
①好きな形と色、一目で惚れるもの
一番大事な点は、やはり、「好きな要素が多い」という事です!
とにかく速く走ってみたいとは言え、あまり好きじゃない形や色の物を選んでしまうと、当然ながら乗っていてもワクワクしませんね。
以下の2枚の写真で、2台のロードバイクを比較してみてください。
1枚目
続いて2枚目
上下の写真はどちらも別のロードバイクですが、上の写真では配線がむき出しになっていますが、下のロードバイクではボディの中に入れこまれていて、とてもスタイリッシュです!
ロードバイクにはそういった細かなこだわりが組み込まれている車体もたくさんあります。
趣味の一環として楽しく長く乗っていただきたいので、ここは是非!好きな形や色も重視してみましょう!
②フレームの素材にこだわる
ロードバイクの部分の素材には、大きく分けて「クロモリ・アルミ・カーボン」の3つがあります。
クロモリは車体が重くなりますが、衝撃を吸収しやすいのがメリットです。
反対にアルミは衝撃を吸収しづらい点がありますが、軽量でお買い求めやすい価格帯で売られていることがメリットでしょう。
カーボンはロードバイクの中でも一番高額ですが、車体が劇的に軽く、衝撃を吸収しやすいのがメリットです。
実際にお店に行ってみるとわかるかと思いますが、カーボン素材のものはとにかく軽量で高額なものが多いです!
そのかわりに、とことんこだわって作られているはずなので、長く楽しめて愛せる車体になるでしょう。
③コンポーネントも視野に入れる
続いて、コンポーネントも視野に入れることをおすすめします。コンポーネントとは部品のことで、車体(フレーム)につけるブレーキ類を指します。
お店によっては車体とコンポーネントが別売りになっているところもあり、コンポーネントにもグレードがあります。
例えばShimanoというメーカーのコンポーネントでは、グレードが7段階あり、1番上からデュラエース、2番目にアルテグラ、3番目に105、4番目にティアグラ、5番目にソラ、6番目にクラリス、7番目にターニーとあります。
違いとしては、初めて耳にする方にはピンと来ないかもしれませんが、「重さ・性能」です。
重さと言っても、初めにご紹介した通り、グラム単位の差です。性能は、ブレーキを例に挙げるとブレーキがかかるまでのタイムラグやかかり具合の違いがあります。
一番重要な点としては、近い将来ロードバイクのレースなどに参加したくなった際に、グレードの低いコンポーネントを使った車体では、レースに参加させてもらえない場合があります。
④相場を知る
最後に、相場を知ることも大切なポイントです。一体、みなさんいくらぐらいの物を買っているのか、参考にしていただけると、決めやすいかと思います。
・手軽に始めたい方…10万円未満
・選択肢が広がるラインナップ…15万円未満
・カーボン製やこだわりのロードバイクが欲しい…20万円未満
・本格的なミドルグレードのものが欲しい…25万円未満
・スーパーハイスペックモデルのものが欲しい…26万円以上
以上です。
売り場に行ってオススメのものをそのまま購入するのではなく、相場を把握して行くと安心ですね。
まとめ
いかがでしたか。ロードバイクは男性だけではなく、女性にも人気が高くなっています。これを機に、大好きな車体と共に最高の休日を過ごしてみませんか?
