こんにちは!NORI巻きです。
冬のキャンプ場は平地と異なり気温も低く、雪や風といった自然災害に見舞われやすいためテントの形や素材選びが重要になります。
そこで、色々と調べてみると・・・とても参考になる情報を発見!
テントの設営方法から素材、形そして秘密のアイディアまで情報量満載でお届けしたいと思います。
プロのテントを参考にするのもあり?
私が思うテントのプロは軍隊だと思うのですが、いかがでしょうか?
極寒の地で活躍する軍隊は、氷点下の場所で使えるテントを開発していることも!
ただしこれらは最新の物を買うのが難しいので、軍の払い下げ品を売っているお店で買う必要があります。
なお、軍隊でなくとも、海外の遊牧民が日本でテントを販売している事例も散見されます。
したがって、今回は代表的な販売先も掲載しておくので参考にしてください。
テントの設置方法をチェック!
寒さで手が思うように動かないと、テントを設置するのも一苦労。
当たり前ですが、1人でキャンプに行くときは、1人で建てられる物にしてください。
例えば、ポーランド軍発祥と言われているポンチョ型テントはいかがでしょうか。
素材は難燃性のコットンを使っており、ポンチョの裾を煙突にもできるため、中で薪ストーブを使うことも可能。
設置方法はポンチョを裏返して付いているボタンを留め、中にポールを通すだけOK。
テントの繋ぎ目になる部分は、生地が2重構造になっており、風が強くても雨や雪がテント内部に入りにくくなっています。
アニメ好きの人にも分かりやすくいうと、魔法陣グルグルのギップルと同じようなテントです。
衣類にもテントにもなるので持ち運びもしやすく、1人で設置できるのが何よりの強み!
また、熱が逃げにくい特徴もあるため、冬キャンには最適のテントです。
価格:15,800円 |
モンゴルの遊牧民が開発したテントをチェック!
冬キャンでは、テント内でストーブなどの暖房器具が使えるかどうかが、生命線になります。
そこでモンゴルの遊牧民を参考にしてみましょう。
彼ら彼女らが使うテントは、トーノと呼ばれる煙突が付いており、ここで排気しています。
また、動物の毛皮を使ったインナーテントも使っており、この住まいをゲルと呼んでいます。
日本でもゲルテントと呼ばれるテントが売られており、トーノの代わりに天窓が付いている点を除けばほぼ同じ性能です。
2人いれば15分で設置できる上に、10人近く入れるテントが30万円で購入可能。
また、本来ならば総重量が300kgあるテントですが、国内で売られている物は軽量化されています。
大人数で冬キャンする人は、買ってみてはいかがでしょうか?
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【超早割】ゲルテントマスターセット(94,000円OFF!!!) 価格:339,200円 |
防水機能をチェック!
出典:FJÄLLRÄVEN JAPANの公式FACEBOOK
多くのテントには、防水機能が備わっています。
しかし、長期間使っていると防水用の塗装が剥げてきたりするので、どの程度防水機能が維持できるかをチェックしておきましょう。
もしデザインが気に入っているのに、防水機能がイマイチなテントを見つけたときは、グリーンランドワックスを使ってください。
グリーンランドワックスとは、防水加工するためのワックスで、市販されている物もありますが、自分でも作成可能!
材料はみつろうとパラフィンで、湯煎するだけで作れます。
私のおすすめの作り方は、金属性の大きなバケツとお風呂を使った湯煎方法。
出典:flickr
他にも突っ張り棒があればGOOD!
熱くしたお風呂に突っ張り棒でぶら下げたバケツをセット。
その中にみつろうを入れて溶かしてください。
溶けてきたらパラフィンを投入し、完全に溶けたら完成です。
できたグリーンランドワックスを、テントに薄く伸ばすように付けてください。
面倒な人はバケツの中に畳んだテントをそのまま入れても良いかも。
その後お風呂の室内暖房で乾かせば手作りの防水テントが完成!
グリーンランドワックスを使えば、穴が開いたテントもある程度補修できるので、冬場の隙間風や結露に悩まされることもありません。
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Greenland Wax 正規品 価格:1,650円 |
テントスカートの性能をチェック!
出典:flickr
テントと地面との隙間には冷気が入りやすいので、これを防ぐために冬キャン用のテントにはテントスカートがあります。
ただし、テントスカートの素材によっては防寒機能が低いので、自分で作ることも検討してみてください。
作る時は生地の密度を確認しましょう。
例えばレース生地やオックス生地でテントスカートを作っても、風通しが良くなるだけ…。
そこで、ベンタイル生地と100円ショップで売られているWクリップを使ってテントスカートを作ってみましょう。
ベンタイルは、生地の織り込みが高密度で、防寒着にも使われている素材です。
唯一の欠点は値段が少々お高いということのみ。
買ってきた生地をテントのバスタブを隠せるくらいの大きさに切っていき、それをWクリップを使って留めていけば完成。
テントスカートが無いときよりも、テント内部が暖かく感じるはずです。
手作りテントスカートは、夏用テントにも代用が利くので、試してみましょう。
手作りスカートをやってみたい方はこちらの記事をチェック!
【体験レポ】1,000円以下!手作りスカートで晩秋キャンプへ行ってみたら想像以上に快適でした!>>
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価格:660円 |
ティピーテントをチェック!
出典:Nordisk (ノルディスク)の公式FACEBOOK
積雪量の多い地域で冬キャンをする人は、テントの上に雪が積もらないようにしなければなりません。
積雪量によっては、テントの下敷きになり、命の危険性さえあります。
そこでおすすめするのがアメリカのインディアン発祥と言われているティピーテント!
テントの形が円錐になっており、雪が積もらない上に、風にも強いので吹雪になっても大丈夫!
アニメ好きの人にも分かりやすく表現すると、ムーミン谷のスナフキンと同じテントです。
自分で布とポールを用意すれば自作テントもできますが、より頑丈なメーカー製のテントも検討してみましょう。
特に北欧のNORDISK社のティピーテントは、おしゃれキャンパーからも人気で、小さいタイプならば40,000円前後で買えます。
寝袋やラウンジチェアなども売られているため、キャンプ用品のメーカーを統一したい人からも重宝されています。
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価格:43,780円 |
まとめ
ご覧の様に寒さ対策については、日本よりも海外の技術の方が参考になる情報が多く、中には手作りで実現できる技術もあります。
特にモンゴルやグリーンランドは、平均気温が氷点下の場所で、先人たちが命がけで知恵をふり絞って寒さ対策を考えています。
それらの技術を暖かい日本で使うのですから、信ぴょう性はかなりのもの!
冬キャンの寒さ対策に困っている人は、ぜひ今回紹介した技術やテントをチェックしてみましょう。
そして是非ぜひCRAZYCAMPのインスタにシェアしていただけると、幸いです!お待ちしております!

今日もどこかで野戦中。
しばらく大規模な野戦ができないので、自宅でCOD中。
リアルと電子共にエイムがしょっぱいので下手の横好きです。