みんなで楽しむキャンプだけでなく、1人でゆるく過ごすソロキャンプも定番となりつつあります。
家族や友人と楽しんだキャンプから、ソロへ活動の幅を広げる人も多いとか!
しかし、そんな人が直面する最初の壁がテント選び。
ファミリー向けは大きすぎるし、どんなテントがいいのか種類が多くて分からない……。
そんなソロ初心者にテントを選ぶポイントと、コスパに優れたおすすめを紹介します。
初めてのテントには自立型テントがおすすめ
テントは自立型と非自立型があり、自立型はポールを立てれば自立します。
非自立型はポールだけでなく、ロープとペグを使い地面に固定する必要があります。
設営に慣れが必要で、設営できる場所も限定されます。
そのため初めてのテント購入は、自立型テントがおすすめです。
自立型はワンタッチで設営できるものなど、初心者向けのテントが豊富です。
ダブルウォールテントで快適に過ごそう
キャンプ場で1泊するなら、ダブルウォールテントがおすすめ。
ダブルウォールテントはインナー(テント本体)に、フライシートというカバーを被せるテントのこと。
1枚の生地で構成されたものをシングルウォールテントといいます。
フライシートは風雨への備えだけでなく、前室を作る役目もあり、雨天では重宝します。
日光を遮断する効果も高く、夏場も風を通すと涼しくなります。
ダブルウォールテントのメリットとデメリット
ダブルウォールテントのメリットは結露の少なさ。
インナーとフライシートの間の空気が気温差を抑え、結露を軽減します。
高地のキャンプ場では雨が染み込んだのかと思うほどシングルウォールは結露します。
結露を放置するとテントの劣化、カビや悪臭の原因になるので要注意。
デメリットはフライシートの分だけ重く、設営にシングルウォールより時間がかかること。
しかし、結露のケアを考えればダブルウォールが楽でしょう。
ワンタッチ式は便利で初心者も簡単に設営できるけど……。
ワンタッチ式テントは簡単に設営でき、初心者向きです。
しかし、テントを展開する機構が破損すると設営も撤収も難しく、安価なものはシングルウォールのことが多いです。
また、ワンタッチ式テントは収納時に大きくなりがち。
ワンタッチ式テントを購入する際には、フライシートの有無や重量だけでなく、破損などの口コミにも注意しましょう。
ドーム型テントがソロ初心者にはバランス良!
テントは色々な形がありますが、初心者が使い易く長持ちするのはドーム型テント。
人気タイプなのでデザインや収容人数、価格も豊富です。
口コミも多く、店舗で使用感を確かめるのも簡単。
デメリットは設営に多少の手間がかかること。
ペグがいらない自立型は室内でも組み立てられるので、実際に使う前に練習しましょう。
収容人数をチェック! おすすめは2人用
購入する前に確認したいのが収容人数です。
1人用テントは1人が寝られる程度のスペースしかないものが多く、荷物を入れると窮屈に……。
実際に中で寝転ぶと分かりますが、1人用は圧迫感があり、ゆったり過ごすなら2人用テントがおすすめです。
耐水性も忘れずに確認。耐水圧が1500㎜以上を選ぼう!
キャンプをすると雨が降ることもあるはず。
そんなときに雨漏りしないよう、しっかり耐水性も確認しましょう。
ダブルウォールテントで結露を防いでも、雨で濡れてしまっては意味がありません。
基準は耐水圧1500mm以上。
それ以下だと長時間の降雨でテント内に染み込んでくる場合があります。
おすすめソロテント3選
機能と価格のバランスが取れたテント3選をご紹介!
「1人で設営できるソロキャンプ向き」なので初心者におすすめです。
低価格でコンパクト! 小さくても大丈夫という人向け
フィールドア FIELDOOR COCOON TENT 100
出典:楽天市場
価格は非常にリーズナブルですが、耐水圧は1500mm。フライシートにはUVカット加工も。
小さいながら前室があり、靴や多少の荷物ぐらいなら置けます。
しかし、高さと横幅があまりないため、荷物と一緒にテントに入ると窮屈な感じ……。
まさに寝床という感じのテントなので、軽さと安さを求める人におすすめです。
 |
価格:6,050円 |
ソロ初心者へのイチオシ! 人気メーカーの定番
コールマン Coleman 2人用テント ツーリングドーム/LX
出典:楽天市場
約5.6kgと重めですが、広い前室と高い通気性が人気のテント。
価格も二人用ドーム型テントの中では安く、オートキャンプやツーリングにおすすめ!
人気テントで口コミも多いので、情報の集めやすさも魅力的です。
ただし、人気モデルなのでキャンプ場に行くと同じテントがズラリと並ぶ光景に出くわすかも……。
まずはレンタルもおすすめ
 |
価格:5,100円 |
軽くて丈夫! キャンプだけでなく登山にも使えるハードユーザー向け!
モンベル montbell クロノスドーム 2型
出典:楽天市場
軽く・小さく・丈夫な登山用テントは、キャンプにも最適です。
独自の技術で広い居住空間を作り、通気性も抜群。日本メーカーのため修理などが早いのも魅力。
なにより約2.43kgという軽さはキャンプ用二人テントにない軽さ。
キャンプ以外のアウトドアも楽むハードユーザーは、登山用品ブランドのテントがおすすめです。
 |
モンベル(mont-bell) テント クロノスドーム2型 [2人用] スカイブルー 1122491-SKB 価格:30,115円 |
まとめ
1番大切なのは「どんなキャンプをしたいのか」。
オートキャンプなのか、あるいは自分で全てを運ぶ徒歩キャンプなのか。
もしかしたら愛用のバイクに乗って行くツーリングキャンプかもしれません。
自然の中でゆるく過ごすのもいいし、料理に挑戦するのも楽しそう。
まずは自分がどんなキャンプをしたいのか、イメージを広げましょう。
キャンプ場であなたの傍にある、そのテントがきっとあなたが欲しいテントのはず！
