冬キャンプは星空がキレイで、虫もいないので快適で憧れですよね。挑戦したいと思っていても、やっぱり子連れでは寒さが不安でなかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
キャンプ歴5年の我が家は今年ついに家族で冬キャンプデビュー!その経験から冬キャンプの魅力や学んだことをママ目線でお伝えしたいと思います。
冬のキャンプの魅力とは?
1.虫がいない
虫嫌いのママには冬のキャンプは超おすすめ!ほとんどのキャンプ場は寒くて虫がいません。虫に驚くことなくキャンプを満喫できます。ただ、虫好きのお子さんにはちょっと物足りないかもしれません…。
2.星空がキレイ
冬のキャンプは、冬ならではのキーンとした空気感を満喫できます。さらに、夜は澄んだ空気のおかげで星空がとんでもなくキレイです。寒さ対策を万全にして家族で星を眺めたいですね。
3.人が少ない
最近はキャンプブームで春~秋まではキャンプ場は大賑わい。密が気になるこのご時世、人が少なく快適にキャンプができるのはやっぱり冬キャンです。プライベート感も味わえて大自然を満喫できます。
4.焚き火がより楽しめる
どんな季節でも焚き火はキャンプの楽しみのひとつですが、冬のキャンプはより一層焚き火が楽しめます。暖をとりながらみんなで焚き火を囲んでゆっくり話をするのは至福の時です。
5.雪中キャンプが楽しめる!
雪中キャンプは子供も大興奮!一日中思いっきり雪遊びができるなんて夢のような環境ですよね。キャンプ場によっては斜面を活かしてソリ遊びができるようにしてあるところもあるので是非そんな素敵なキャンプ場を探してみてくださいね。
冬の家族キャンプは寒さが心配!冬キャンデビューで学んだこと5つ!
やっぱり冬の家族キャンプのハードルの高さは寒さにあると思います。家族で冬キャンプデビューした私が実際に冬キャンプに挑戦してみて学んだことを紹介します。
1.子供の服装は重ね着重視!
子供は重ね着重視で薄い肌着からアウターまで、何枚も重ねて着こめるような服を用意しておくと安心です。
トップスはヒートテックを肌着に着せるのはマスト。その上にTシャツやトレーナーを着て、さらにスエットやウィンドブレーカー、ダウンジャケットを着込むのがおすすめ!
ボトムスはスパッツなどのヒートテック素材を肌着に着せて、パンツは裏ボア生地や厚地がおすすめ。
また、朝夕は足元がとっても冷えるので、レッグウォーマーやスノーブーツで寒さ対策をしてくださいね。首回りも寒いので、ネックウォーマーやスヌードがあると万全です。マフラーは動き回るキャンプ場では不向きかもしれません。あとはニット帽と手袋があれば寒さ知らずで冬のキャンプを楽しめそうです!
2.冬の家族キャンプはどんなタイプのテントがおすすめ?
テントは小さいサイズのものがおすすめです。居住性を考えると、広くて快適な空間を求めてしまいがちですが、テント内の空間を暖めることを考えるとテントはあまり大きくない方がいいかもしれません。暖かい空気は上の方にいってしまうので、冬のキャンプにはテントの高さも低めが◎。
我が家は大人2人、子供4人の家族構成ですが、TCルーテントを2つ使用しています。どういうメンバーで2チームに分かれるかで毎回キャンプ場で家族会議が開かれますが、暖かさは折り紙つきです。
3.子供がいても危なくない暖房器具は?
家族で冬のキャンプを楽しむには絶対に必要なストーブ。
色んな種類のストーブがあって、それぞれ一長一短ですよね。
我が家は薪ストーブに憧れを抱きつつ、反射型の石油ストーブを使っています。
薪ストーブはどうしてもテント内で暴れがちな男児を想像すると、危険すぎて選択肢に浮上しませんでした。また、対流型のストーブもいいなと思いましたが、同じ理由で除外…。
小さな子供がいる家族でのキャンプで対流型のストーブをするには、ストーブに子供が近づけないような柵を設置している方を見かけたこどがあります。
なるほどと思う反面、場所をとるなぁと感じてしまいました。
我が家採用の反射型の石油ストーブのメリットとしては、ストーブの上でお湯を沸かしたり、焼き芋やお餅が焼けて超便利!
ストーブの後ろ側は熱くならないので、テントに近づけられるところも気に入っています。
ただ、石油ストーブのデメリットとしては着火・消火時にニオイがとても気になります。空気が悪くなるので、手間でもテントから出して着火や消火をするようにしています。
就寝時には石油ストーブは使えないので、昔ながらの湯たんぽを使って足元の冷えを防止しています。
また、電源サイトを利用するのであれば、電気毛布や電気カーペットなどの電気機器がお役立ち。空気を汚さず温めてくれるので、就寝時にも安心です。
4.快適に眠るためにどんな寝具を用意したらいい?
寝具に欠かせないアイテムのひとつに寝袋があります。
寒さ対策重視ならマミー型の寝袋を。と思い込んでいましたが、子供は寝相が悪く朝までなかなか大人しく寝袋で寝ていることが難しいことがあります。
我が家は封筒型の寝袋を1人ずつ持っているので、冬のキャンプではそれを広げて掛け布団のようにして使っています。
暖かい毛布も持参しているので家で寝ているのと同じような感じでリラックスして眠れます。人の温もりの暖かさに感謝しつつみんなでくっついて仲良く寝ています。
寝袋と同じくらい大切なのが、アルミシートです。
地面からの冷えを防いでくれる優れものです。アルミシート自体は安価なので、購入しやすいですが冬のキャンプでは100均で購入できるような薄いアルミシートはおすすめしません。
厚さと丈夫であるアルミシートを選べばクッションのような寝心地が得られ、さらに寒さを防止してくれるので一石二鳥です。
5.雨予報じゃなくても、雨具は必須!
冬の雨は底冷えするほど寒いです。雨予報じゃなかったからといって雨具を持参せず大失敗をした経験があります。
なぜなら、冬のキャンプで少しでも濡れると一気に体が冷えるからです。設営・撤収時は必ず濡れてしまうので、動いているときは寒さを感じなくても落ち着いたときにはもう鼻水が止まりません…。
家族で冬キャンプデビュー!キャンプ場選びの3つのポイント!
家族で冬キャンプのデビューを検討している方に、キャンプ場選びのポイントをご紹介します。
冬のキャンプは楽しいだけではなく、防寒対策を怠ると命に関わることになりかねないので、どうか参考にしてみてくださいね。
1.コテージ・バンガローも選択肢に入れる
コテージやバンガローの隣にテントが張れる施設があります。
冬のキャンプデビューをするには、確実に暖をとれる場所があるととても安心です。車中泊できるような車があるのも強みになります。
寒くてどうしようもないと感じたら、防寒対策のギアの購入を検討してみてくださいね。
2.電源サイトを選ぶ
冬はキャンプ場の電源サイトを利用すると、電気機器が使えて使える暖房器具が一気に増えるのでとても安心です。
電源サイトを利用する際には延長コードが必要なので、しっかり準備していくことをおすすめします。
3.高地ではないキャンプ場を選ぶ
高度が高くなれば当然気温も下がっていきます。防寒対策に不安があるのなら、なるべく高地ではないキャンプ場を選ぶことが重要です。
寒さ対策を万全にして、家族で冬キャンを楽しもう♪
家族で冬のキャンプを楽しむには、防寒対策のための装備が必要です。
キャンプで風邪を引いてしまったなんてことのないように、最大限の装備をして冬キャンに挑みましょう。
冬ならではのキャンプの楽しみを感じられるはずですよ♪