新型コロナウィルスでステイホームな日々が続きます。
アウトドアブームとはいえ、この時期のキャンプはリスクがないとも限りません。
このコロナで大変な時期を乗り越えたら、キャンプを思いっきり楽しみましょうね!
今回はキャンプデビューを考えている方や始めたばかりキャンパーさんに知っておいてほしい、キャンプ場のマナーについてご紹介します。
気をつけて!キャンプ場で大迷惑なマナー違反6選!
キャンプ場でのマナーを知らないと、周りから「キャンプ初心者なんだろうな…」と思われてしまいます。
マナー違反行為は周りのキャンパーやキャンプ場に迷惑をかけてしまうことになるので、気をつけてキャンプを楽しんでくださいね。
人のサイト(区画)に入る・横切る
お手洗いや炊事場に向かうときに人のサイトを横切るのはマナー違反です。
人のお庭に勝手に入ったり、横切ったりしているのと同じことになります。
お子さんがいるご家庭では特に注意が必要で、事前にマナー違反であることを伝えておく必要があります。
また子供はテンションが上がって人のテントの周りを走り回ってしまうことがありますがこれも当然マナー違反。
ロープに引っかかって危険ですし、自分のテントの周りで遊ばれて気分よく思うキャンパーはいません。
キャンプ場であらかじめサイトが決められている場合、そのサイトからはみ出してテントやタープを設営するのはNGです。
近隣サイトの人とのトラブルの原因になりかねません。
また、サイトが小さかったりテントの距離が近かったりする場合には、事前に挨拶をしておくことでトラブルを回避できます。
フリーサイトの場合の注意点
区画が決められていないフリーサイトでも、ある程度節度を保った距離感が大事です。
混雑しているキャンプ場では、テントの距離が近すぎて設営時にトラブルになりかねないので注意が必要。
こちらも同様にテント設営前に一言、挨拶をしておくことが大切です。
またテントロープがクロスしてしまう場合などは、通り抜ける際につまづかないように気をつけてくださいね。
大音量で音楽を聴く・演奏する
キャンプは自然を楽しむものなので、自分が好きでもない音楽が聞こえてくると不愉快に感じるキャンパーも少なくありません。
キャンプ場で音楽を聴きたいのであれば、節度をもった音量で楽しむことが大切です。
自分が流す音量を近隣のサイト近くで、周りがどのように聴こえているのか確認することがトラブル回避に繋がります。
また、ギターなどの楽器を片手にキャンプを楽しむ人もいますが、アルコールが入ったら要注意。
酔った勢いで声も気も大きくなって、周囲に迷惑をかけている可能性があります。
音楽は21時以降は禁止のキャンプ場もあるなど、音に関してルールが決められている場合があるので事前に確認しておきましょう。
ルールを守って、自分も周りも気持ちのいいキャンプをしましょう。
炊事場で自分のごみの処理をしない
出典:宮島キャンプ場
炊事場はキャンプ場を利用する人たちの共用スペースです。
「自分さえよければ」「誰も見てないから」などの甘い考えで、自分のごみをそのままにしておくなんて非常識な行為はやめましょう。
食器用洗剤に関しての注意点ですが、一般に家庭で使う食器用化学洗剤の使用はNGです。
近隣の土壌や河川に悪い影響を及ぼす危険性があります。
キャンプ場では自然にやさしい無添加洗剤や植物洗剤を使いましょう。
また、食器を洗う場所で焚き火台を洗うことはマナー違反です。
キャンプ場では焚き火台を洗う場所が決められているので、確認しましょう。
気持ちよくキャンプを楽しめるように1人ひとりの心がけがとても大切です。
消灯時間を気にせずに騒ぐ
友達や家族同士でのグループキャンプでやってしまいがちなマナー違反。
アルコールが入ってついつい声のボリュームも大きくなってしまいがちですが、キャンプ場には他のキャンパーもいます。
キャンプ場では思っている以上に声が響くことを覚えておいてください。
自分たちはそんなに大きな声で話しているつもりはなくても、周りは迷惑しているかもしれません。
また、キャンプ場によっては消灯時間が決められているところがあります。
消灯時間過ぎは静かにキャンプ場の夜を楽しんでください。
消灯時間が決められていないキャンプ場でも22時以降は静かな夜を楽しみたいですよね。
車の音(アイドリング・ドア開閉音)に気を遣わない
車のドアを開閉する音は突然大きな音がしたり、ピーピーと耳につく音なので気になる人は気にします。
特に朝晩は車の音には気を付けたいものです。
ゆっくりと静かな時間をキャンプで過ごしたいと思っているキャンパーはたくさんいます。
また、軽装備でのキャンプで思いがけず冷えて車中泊をする人がいます。
夜中や明け方にアイドリングをして、自身は快適に車内で暖をとるなんて迷惑行為は絶対にやめましょう。
炭の処理を適当にする
焚き火を楽しんだ後の処理の仕方を知らないでキャンプをするのはNGです。
使用後の炭はキャンプ場に炭捨て場があればそこに捨てます。
間違っても適当な場所に捨てたり、土に埋めたりすることはしないでくださいね。
炭捨て場がない場合は火消し壺に入れるなどして持ち帰ります。
火消し壺がない場合は、消火後時間をおいて完全に冷めた炭を新聞紙に包みビニール袋に入れるなどして持ち帰りましょう。
炭を持ち帰ることに抵抗がある方は、事前にキャンプ場に炭捨て場があるかどうかチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
近年キャンプブームでキャンプ人口は増え続け、人気のキャンプ場は予約がとれないほど混雑しています。
キャンプ場でのマナー知らないと、周りのキャンパーに迷惑をかけてしまうことになります。
お互いが気持ちよくキャンプをするためには、それぞれが思いやりの気持ちをもつことが大切です。
自分さえよければという身勝手な考え方や行動は絶対にしないでくださいね。
新型コロナウィルスの影響でステイホームが続きますが、キャンプが楽しめる日が待ち遠しいです♪

キャンプ歴5年目の4児のママです。2020年ついに冬キャンデビュー!
自身の体験談を交えながら、キャンプの魅力をお伝えしたいと思います♪