今こそ考えたい!キャンプ場での焚き火や調理の安全な火の使い方をご紹介

今こそ考えたい!キャンプ場での焚き火や調理の安全な火の使い方をご紹介
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キャンプでのお楽しみと言えば焚き火・BBQ・キャンプ飯が挙げられるのではないでしょうか?みんなで囲む焚き火やおいしい食事はキャンプならではですし、お互いの距離もググっと縮まる欠かせないひとときですよね。

ですが、調理や焚き火で必ず使う火は使い方を1歩間違えると大きな事故や火災につながります。焚き火や調理を思う存分楽しみ、最高の思い出を作るためにも火の使い方には細心の注意を払いたいですよね。

そこで、秋冬に多くなる山火事についてまずは知っていただき、気を引き締めたうえで火を使うときの注意点を確認していきましょう。



目次

キャンパーなら知っておくべき!山火事の恐ろしさ

実は山火事が1年間に1300件以上も起きていることをご存じでしょうか?山火事は私たちの知らないところで1日当たり3.8件も起きている計算になります。

さらに山火事の損害額は、H27年から5年間の金額を平均するとおよそ3億6千万円にも上ります。1日100万円を毎日山火事の消火活動や対処に使わなければならないという事実が浮かび上がりました。(参照:林野庁)

山火事の発生件数を月別で見ていくと、ここ5年間の平均では3月が最も多く発生しています。3月に多く発生する理由としては以下の条件が重なって起こるという統計も出ています。

  • 落ち葉や枯れ草が地面に多い季節
  • 乾燥した空気
  • 山菜取りや野焼きが始まる

「落ち葉や枯れ草が多い」「乾燥した空気」という条件に加えて人が山へ入るようになるため、3月から5月にかけては山火事がほかの月に比べ多くなっています。

山火事の原因は3割が焚き火

山火事が起こる原因を探っていくと林野庁の発表している原因別出火件数(H27~R元年)では、焚き火が原因の山火事は実に3割も占めていました。

そのほかの原因としては野焼きが17.5%、続いて放火、タバコ、火遊びとなっていて、落雷などで起こる自然発火の山火事はそう多くはありません。

人が不注意で起こす原因の山火事が6割を超えるという悲しい結果が出てきました。

火の粉は風で2km飛ぶことも

焚き火などで見る火の粉は、ふわっと火の周辺を漂うだけというイメージをお持ちではないでしょうか?ですが、通常火の粉は50m~200mも風に乗って飛ばされる可能性があります。

強風などの気象条件が重なると、場合によっては2km近くも火の粉が飛ぶこともあるそうです。(東京消防庁のHP参照)2kmといえば大人が歩く速度が毎分80mとするとおよそ25分もかかる場所。

私たちの予想を超えてかなりの距離を火の粉は飛ぶことになります。飛び火が山の木々や枯れ草に移るとどうなるかは察しがつきますよね。

風が強い日に焚き火をすると危険な理由が改めてよくわかります。

消火活動の難しい山火事

山火事が起きてしまうと思うように消火活動ができず、火を簡単に消すことができません。街中と違い消防車が駆けつけても、山林が邪魔して火事の現場までたどり着けないことがあります。

消火ホースが届かず火を消すまでに時間がかかることもあり、街中以上に火事を起こさない姿勢が求められます。

火種は見えないところでくすぶる

山火事は完全に消えたように見えても地中の深いところで火種がくすぶっているため消火活動は難航します。火も煙も出ていない場所から再び火が燃え上がることもあります。

落ち葉や枯れ木が積み重なっていたり山の斜面ですぐに水が流れたりという要因が重なり、地中まで水が届かないからです。

消防隊は火を消した後も地道に火種を探し、歩き回って消火活動を続けなければなりません。山火事を起こさないためにもキャンプで火を扱うときにはルールを守り、後始末をきちんとする心掛けが大切です。

以上のことをキャンパー全員が心にとめておきながら、焚き火やBBQを楽しんでいただけたらと思います。それでは、キャンプで火を使うときの注意点を見ていきましょう。



【焚き火・調理】キャンプで火を使うときの注意点7つ

焚き火は薪、コンロはガスボンベ、BBQなら炭が熱源なので注意するポイントはそれぞれ異なります。とはいえ、キャンプで焚き火や調理をするときは必ず守るべき共通の注意点があります。

安全に火を使うための鉄則ともいえる注意点を7つ確認していきましょう。

1. 風の強い日は中止すること

先ほどもお話ししたように風の強い日に焚き火やBBQをすると、火の粉が落ち葉や枯草に引火してしまう恐れがあります。何かあってからでは取り返しがつかない事態になることも。

山火事を起こさないためにも風が強い日は中止を決断することは大切です。

2. 天気予報はたびたびチェックを

天気の変わりやすい山では急な悪天候も予想されますので、天気予報をこまめにチェックすることをお勧めします。乾燥注意報も確認するようにしてください。

火事の起こりやすい日に出される乾燥注意報

乾燥注意報は災害が起こりやすい状態のときに発令されます。湿度が低く木材も乾いている状態なので、火災が広がりやすいとされています。

もし注意報が出ている場合は焚き火やBBQを中止するようにしてくださいね。

3. 子どものやけどには注意

家族で連れ立ってキャンプに出掛けるのはイベントの中でも大きな楽しみの1つ。キャンプでの焚き火や調理は子どもにとっても貴重な体験ですよね。

ですが、家屋で扱う火とは異なりキャンプでは風の影響をもろに受けてしまいます。子どももウキウキしてはしゃぐので思わぬ事故でやけどをしてしまうことも。火を使う際はお子様から目を離さないように注意してくださいね

4. 火の周りに物を置かない

キャンプ場は家の中と違い部屋の仕切りや家具などがありません。開放感のある野外には、テーブルや荷物を好きな場所に置ける自由さがありますね。

だからこそ、うっかり焚き火やコンロの周りに荷物などを置いてしまいがち。思わぬ事故を避けるために火を使う場所には荷物を置かない。そして、着火剤などの燃えやすい物を火のそばに置かないよう気を付けてくださいね。

また、倒れやすいランタンスタンドなども焚き火や調理をする場所から距離を取っておくこと。物の配置に意識を向けて火災から身を守りましょう。

5. 着火剤は継ぎ足すと危険

初心者キャンパーさんにとって着火剤は必需品といってもいいくらい簡単に火起こしができます。1つあればなんとも心強い着火剤ですが、使い方を間違えると危険物となってしまいます。

気をつけて欲しいのはゼリー状の着火剤

出典:Amazon

ゼリー状の着火剤は固形の着火剤に比べて火力が強く頼りになります。ですが、ゼリー状の着火剤は継ぎ足してしまうと急に大きな炎が出たり、着火剤が飛び散ったりして火傷の原因になります。

火を起こす前に薪や炭に一度塗ったら、火力が弱くても着火剤は継ぎ足さないようにしてくださいね。

6. 後始末を徹底する

焚き火やBBQを楽しんだあとの仕上げはきれいな後始末です。後始末を徹底することで楽しい焚き火が更に良い思い出となって心に残ります。

しかも初心者キャンパーさんでも後片付けを徹底すれば上級キャンパーの仲間入りですよ。

火消し壺の準備

出典:Amazon

後始末のときに大活躍するのが火消壺です。火消壺は火種の残る炭を手早く鎮火することができるギア。火消壺があればこんなことができます。

  • 水をかけずに1時間ほどで火を消せます
  • 水を使わないので焚き火の後始末が楽。焚き火跡がきれいです
  • 水をかけないから焚き火台も変形しません。
  • 炭の再利用ができます(消し炭が作れます)
  • 使い終わった炭を持ち帰ることができ、そのまま保管もできます

来たときよりも美しく片付ける

炭や灰の片付けはキャンプ場のルールに沿って決められた場所に捨てるか、持ち帰るのが大原則です。決められたルールを守らないと次に使う人が困りますし、キャンプ場の管理者も迷惑です。

残った炭や灰を大勢の人が放置してしまうと土の状態も悪くなってしまいます。1人1人が来たときよりも美しく片付ければ、みんなが気持ちよくキャンプを楽しめ土も良い状態を保てますよね。

そうなるように私達クレイジーキャンプは願っています。

7.バケツにたっぷりの水を準備しておく

小さな火種は気づいたときにすぐ水をかければ何事もなく済む場合もあります。しかしながらキャンプ場ではテントのすぐ近くに水道があるとは限りません。

焚き火や調理をするときには前もってお水をバケツにたっぷりと準備しておきましょう。そうすれば、もしもの時にも慌てませんね。タオルを濡らして準備するのもおすすめの方法です。

それから、キャンプ場のどこに消火器が備え付けらえているのかを確認しておくことも大切です。火事対策を万全にするのであれば、携帯用の消火器もホームセンターなどで取り扱っていますよ。



【焚き火編】キャンプでの安全な火の使い方6選

最近「地面での焚き火は禁止」になっているキャンプ場が増えています。直火の焚き火が禁止になっているのは、

  • 燃え残った薪を置いたまま帰る
  • 焚き火の中にゴミを入れて燃やす
  • 焚き火の後始末をしない

などの迷惑行為が年々増えてきているのが主な理由となっています。キャンプ場でのマナーを守らなければ私たちの楽しみも減ってしまうということですよね。

直火は残念ながらできませんが、焚き火台を使用すればOKなところも多いです。焚き火を計画しているときは、焚き火台を前もって準備しておくといいですね。

大前提!焚き火台の設置場所は重要ポイント

焚き火をする場所は一見どこでも良さそうに思えますよね。ですが、実は安全な焚き火は場所選びから始まっています。安全な焚き火をするときに気をつけるポイントは6つあります。

1. 枯れ草や落ち葉のない場所を選ぶ

秋から春にかけては枯れ草や落ち葉が多く、キャンプ場ではあたり一面落ち葉だらけなんてこともあります。焚き火台を置く場所は、枯れ草や落ち葉のない場所を選ぶようにしてください。

普段の生活の中では枯れ草や落ち葉は燃えやすいと分かっていても、非日常的なキャンプは当たり前のことがうっかり抜けてしまうことも。

枯れ草や落ち葉のない場所が見当たらない場合は、取り除いて焚き火台を設置するようにしましょう。

2. 安定感のある場所を選ぶ

焚き火をする場所はなるべく平らで傾斜のない場所を選びましょう。不安定な場所で焚き火をしてしまうと思いもよらない事故に繋がりかねません。

焚き火台の足もグラグラしていないか必ず確認してくださいね。

3. テントから離して設置する

風が強くない日でも火の粉は飛んでくると考えておいてください。テントと焚き火の距離があまり近すぎると、テントの布に穴が空いてしまうこともあります。

テントに火が移りボヤ騒ぎになった事故や全焼した例もあります。テントと焚き火の距離は最低でも3m離すようにしてくださいね。

4. 上を見て木の枝がないか確認する

木のそばで焚き火をしないようにするのは、キャンパーとしての大事な心得です。木の根元などがある場所で焚き火をしないこと。それと並んでもう1つ気を付けたいことがあります。

焚き火の炎はかなり上まで熱くなります。焚き火の熱気で木の枝が焼けてだめになることもあるんですよ。上を見て木の枝がないか確認することも忘れないでくださいね。

5.薪は十分乾燥しているものを選ぶ

安全に焚き火を楽しむには薪の選び方も大切なんですよ。薪ならどれでもいいような気もしますが、そうでもありません。選ぶときにチェックするポイントは、十分に乾燥しているかどうかです。

水分を多く含んだ薪は炎が出にくいだけでなく爆ぜる原因になります。薪が大きく爆ぜると、熾火(おきび)と言われる炭の塊が飛び散ります。そうすると衣服に穴が空いたり、やけどをしてしまったりと悲しい結果に。

薪を調達するときは、キャンプ場のものや良質な薪を購入するようにしておくと爆ぜる危険度が下がりますよ。

革手袋と火バサミ

出典:Amazon

せっかくの焚き火でやけどをしないためにも革手袋と火バサミで手を保護するようにしてください。火が消えていても軍手で薪を触るのは危険なのでやめておきましょう。

火バサミはやけどしないだけでなく、燃えている薪や炭をちょっと動かしたいときにも便利です。焚き火やBBQをするときには揃えておいてほしい必須ギアですよ!

6.火の粉に強いギアを使う

燃えにくい素材を使用したギアは、焚き火台の周りや衣服などを火の粉から守ってくれます。安全な焚き火を実践するために、初心者キャンパーが知っておくと役立つ火の粉に強いギアを集めました。

必ず準備するものではありませんがシーンに合わせて賢く使いましょう。

焚き火台シート

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焚き火台の下に敷いておくと火の粉が枯れ草などに燃え移るのを防いでくれます。焚き火台の下に水を撒いておくという方法もありますが、焚火台シートがあれば芝生の上でも焚き火が可能になります。

枯葉や落ち葉の防炎に、芝生の保護にと活躍してくれる焚き火台シートがあると安心ですね。

hikenture/焚火台シート(スパッタシート)

焚き火台シートは耐熱温度が最低700℃は欲しいところ。hikentureの焚火台シートなら耐熱温度1000℃、瞬間使用温度1650℃と言うことなし。

素材はガラス繊維でできていますが両面シリコンコーティングでチクチクしません。水洗いもできてお手入れらくちんなのがいいですよ。

  • 耐熱温度1000℃
  • 瞬間使用温度1650℃
  • 両面シリコンコーティング
  • 四隅ハトメ処理あり
  • ペグ・収納袋付き

【送料無料】Hikenture スパッタシート 防火シート 両面シリコンコーティング 焚き火シート 耐火シート 焚き火台シート 芝生保護 耐熱 防炎 耐火 縁取り加工 ハトメ付き 4本のペグ付き 92cm*100cm

価格:3,080円
(2021/3/31 14:59時点)
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 ポリコットンのテント

出典:Amazon

ナイロン製のテントは軽くて持ち運びやすいのですが、焚き火との相性は良いとは言えません。ポリエステル製のテントも火の粉には弱く、燃えやすいので火の粉が飛んでくるとあっという間に火が回ってしまいます。

コットンは焚き火に強いけれど耐水性やお手入れが気になります。ポリコットンは化学繊維とコットンのいいところを取り入れた素材。

秋冬の焚き火にハマってしまったら、焚き火に強く耐水性もあるポリコットン製のテントを選んでみては?

DOD(ディーオーディー)/チマキテント

燃えにくいポリコットン素材を使用したDODのチマキテント。ダブルウォール構造ですが、アウターテント、インナーテントどちらもポリコットンでできています。

タープと連結させて今人気のシェアハウススタイルも可能なので、使い方次第で幾通りも楽しめますよ。

  • カラー:タン
  • 組立サイズ(外寸):(約)W260×D260×H200cm
  • インナーサイズ(:約)W220×D160×H170cm
  • 収納サイズ(:約)W60×D15×H18cm
  • 重量(付属品含む):(約)5.6kg
  • 材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、210Dポリエステル(PUコーティング)
  • 付属品:ペグ、キャリーバッグ

DOD(ディーオーディー) チマキテント タープテントに吊り下げて使用 ポリコットン T/C生地 T2-656-TN

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 焚き火用のポンチョ

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焚き火に近づくと火の粉が飛んで衣類に穴が開くこともしばしば。燃えにくい素材の衣服を選んでおくことも大切です。もし本格的に焚き火にはまってしまったら焚火用のポンチョがおすすめ。

難燃素材のポンチョがあれば、火の粉を気にせず思う存分焚き火を堪能できますよ。大人はもちろん、お子様連れで焚き火をするときにはポンチョがあれば安心ですね。

こちらでご紹介する焚き火ポンチョ以外にも、焚き火シーズンにはワークマンなどでコスパの良い焚き火ポンチョが手に入りますよ。ぜひ探してみてくださいね。

Oregonian Camper/ Fire Proof 焚き火ポンチョ

難燃性のコットンを使用した焚火ポンチョ。ユニセックスなデザインなので男性女性どちらでもおしゃれに着こなせます。

首周りの開閉部分がゆったりしているので着脱もしやすく、大きめのポケットはあれこれと必要なものを入れておくのに重宝しますよ。

  • OCW 2002 WOLF BROWN
  • カラー:BROWN(ブラウン)
  • 素材:100%COTTON(綿)
  • サイズ:FREE(最大幅156、着丈98)cm

Oregonian Camper オレゴニアンキャンパー ポンチョ レディース Fire Proof 焚火ポンチョ OCW-2002 焚き火 難燃素材 難燃 ネイビー オリーブ ブラウン アウトドア キャンプ コーデ キャンプ女子 キャンジョ 難燃ポンチョ ファイヤープルーフ おしゃれ メンズ

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 防炎ブランケット

秋冬の焚き火シーズンは夜の冷え込みが厳しいので、焚き火の当たらない背中部分は特に冷えてしまいます。肩にかけるブランケットがあればほっこり暖かくなりますね。

穴の開かないブランケットは焚き火好きな方や寒がりな女性に重宝するギアです。

TSBBQ×mino/焚き火ポンチョ[焚き火mino]

春や秋などの肌寒い日に使いたいオーストラリア産ウール×アクリルのあったかポンチョです。ポンチョタイプですが、四角い布地にスリットを入れたデザインなのでブランケットよりも使いやすさがあります。

羽織って前止めのボタンで留めれば動きやすく、ポケットもついているのでちょっとした小物も入れることができますよ。JFRA日本防炎協会の難燃性試験でも認められているので、焚火にも安心して使用できますね。

洗練された雰囲気のポンチョで、一味違うおしゃれな焚き火を楽しみませんか?

  • 材質 :オーストラリア産メリノウール67% アクリル33パーセント
  • 重量:約516g
  • サイズ:幅120cm 縦140cm
  • 製造:新潟県五泉市(紐・革タグ 燕三条)

【日本製】TSBBQ×mino 焚火ポンチョ 焚火minoTSBBQ-010難燃糸を使用した火の粉が気にならない焚火ポンチョ幅120cm、縦140cmレッド、マスタード×キャメル、ブラック【頑張って送料無料!】

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【調理編】キャンプでの安全な火の使い方6選

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キャンプで火を使うシーンはなんと言ってもお料理が欠かせません。美味しくお料理を食べるためにも火の使い方は安全にしておきたいものですね。

調理での火の使い方はBBQの他にコンロがありますよね。コンロは安全に使用できるように設計されていますが、それでも気をつけておきたいポイントがあります。

1.コンロのボンベは温度上昇に注意

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目で見える炎には目を向けても、なかなかボンベまで気が回らないことが初心者キャンパーさんにはありがちです。ガスボンベが必要以上に熱くなりすぎると、爆発の危険性を伴います。

ガスボンベは火気のそばで使わないように気をつけることが大前提ですが、ほかにも注意点がありますので見ていきましょう。

焚き火やBBQの近くで使わない

コンロを使う場合は焚き火やBBQから離れたところで使うようにしましょう。使用中のガスコンロだけでなく、荷物に紛れているガスボンベも火の近くには置かないように気をつけてくださいね。

真夏の河原や砂浜で使わない

真夏の河原や砂浜は想像以上に石が焼けて熱くなっています。すでに熱い石や砂浜の上でコンロを使用すると、ガスボンベが熱を持ち爆発する可能性が高くなります。

真夏の河原や砂浜で直にコンロを設置しないと覚えておいてください。

真夏はアスファルトや車の中も危険

真夏の炎天下では車内は50度を超える温度を記録します。ガスボンベを車に置きっぱなしにするのは大変危険です。

夏はとにかく熱いですよね。炎天下ではアスファルトの温度が50度、60度ともいわれるほど高温になっています。皆さん、真夏は車内にガスボンベを放置しないようくれぐれもご注意ください。

コンロを風除けで囲みすぎない

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野外の調理では風が邪魔してコンロの火が思うように調節できないことがありますよね。風除けの板などでコンロを囲むと火力は安定しますが、ガスボンベの温度が上がってしまい危険な状態になります。

風除けでコンロを囲むときは必ず空気の通り道を開け、四方をぐるりと囲まないように気を付けてくださいね

コンロより大きな鍋を火にかけない

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少しくらいコンロからはみ出しても大丈夫だろうと言う油断は大敵です。ビッグサイズの鍋をコンロにかけてしまうと、ガスボンベの爆発を招く恐れがあります。

鍋の底とガスボンベは近寄りすぎないように注意してくださいね。

コンロは2台並べておかない

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カセットコンロなどを2台横並びに置き、上に鉄板をのせて使わないようにしましょう。鉄板の熱でガスボンベが熱くなり爆発します。

コンロを2台並べる使い方では、安全装置がついていても爆発の危険性が高くなります。コンロの向きを変えても結果は同じなので、コンロは2台以上並べて使用しないでくださいね。大きな鉄板を使って焼きそばなど作るときは焚き火台の上がおすすめです。

2.不安定な場所にコンロを設置しない

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焚き火と同じくコンロの設置も安定感のある場所を選んでください。斜めになっている場所やガタガタする場所でコンロを使うと、何かの拍子にコンロが倒れてしまいかねません。

倒れるだけならよいのですが、大きな炎が出たりお鍋がこぼれてやけどをする危険性が出てきます。手でゆすっても揺れない場所での使用がおすすめです。

3.締め切ったテント内でコンロを使用しない

テントの出入り口や窓を閉めた状態でコンロを使用すると、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。頭痛や吐き気などの症状やめまいを感じ意識を失うことも。

火事にならなくても場合によっては命を落とす危険性があります。火事で亡くなった方の多くは一酸化炭素中毒が原因と言われます。外が寒くてもテント内でコンロを使わないようにしましょう。

4.コンロのガス漏れに注意

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炭を使うBBQよりも手軽なガスボンベのコンロ。炭に火をつける作業もなく設置さえしておけばすぐに火を使うことができますね。

ですが、ガス漏れの危険があることは忘れないでほしい点です。ガス漏れを防ぐためには、

  • ガスボンベを雑に取り扱わない
  • コンロと同じメーカーのガスボンベを使う
  • ガスボンベの保管は高温な場所を避ける
  • ゴミに捨てるときはガスを必ず抜く
  • ガスボンベとバーナーをつなぐパッキンが古くないか確認する

以上のことは必ず守るようにしてください。

5.揚げ物中は目を離さない

キャンプ場で揚げ物が食べられたら嬉しいですね。キャンプでの揚げ物はメニューが限られますが、フライドポテトや冷凍の揚げ物だとキャンプでも手軽に調理できて便利です。

揚げ物をしているときは揚げ終わるまで目を離さないようにしてください。キャンプでの天ぷら火災はテントまで燃やしてしまうことにもなりかねません。

そうならないためにも調理中は油のそばを離れないようにしてくださいね。

6.二重構造のマグカップは直火禁止

アルミやステンレスのマグカップは、冷めてしまった飲み物を火にかけて温め直せるのがいいところ。でも二重構造になっているマグカップは直火にかけないようにしてください。

二重構造のマグカップは保温性に優れている便利なギア。ですが、保温には向いていても温めなおしには不向きなギアなのです。保温のために作られた空気の層が温めることによって膨張し破裂する危険性があります。

やけどや怪我をしないように二重構造のマグカップは直火厳禁で覚えておいてくださいね。

キャンプでの焚き火と調理は準備と対策を万全に!

楽しいはずのキャンプが火の使い方によっては、取り返しのつかない事故につながることもあります。キャンプで焚き火や調理をするときは、周囲の環境にも気を配りましょう。

準備の段階から以下の点に気をつけてください。

  • 悪天候や乾燥した日は避ける
  • 薪や着火剤による爆発に注意
  • 火元の設置は不安定な場所を避けテントから離す
  • 木のそばで火を使わない
  • ガスボンベを高温な場所に置かない

また、火事を防ぐ対策として…

  • 濡れタオルやバケツにたっぷりの水を近くに置く
  • 枯れ草や落ち葉は取り除く
  • 焚き火台やBBQの下には水をまいておく
  • 必要なら火の粉に強いギアを準備しておく
  • 火の後始末は念入りにする

以上のことは必ず守るようにしてくださいね。

焚き火や調理で火災が起きませんように。そして、悲しい思いをするキャンパーさんが出ませんように。
クレイジーキャンプは安全な焚き火や調理を皆さんに楽しんでいただきたいと願っています。

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