さあ、今年はキャンプデビュー!
早速色々とキャンプギアをネットで調べたけど、何から揃えたらいいの!?
そんな方のために、キャンプに必要なギアって何?初心者でも安心して使えるキャンプ場ってどんな所?という様々な疑問や不安にババンと応えます。
今年の夏はキャンプを楽しみたいという方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
キャンプギアを購入しなくてもキャンプはできる?
実はキャンプギアを購入しなくても、キャンプは楽しめます。
その理由は昨今急成長したレンタルサービス事業の存在。
電化製品だけでなく、キャンプギアなどのアウトドアアイテムを専門にレンタルしているサービスもあります。
そのため、高価なテントをいきなり買うのは躊躇う……という方もお試しで使用してから購入することができるので大変オススメです。
また、キャンプ場によってはテントや寝袋、焚火台などをレンタルしてくれるので、そちらを賢く利用すれば、初心者でもキャンプに必要なギアを殆ど購入せずキャンプライフをスタートできます!
なによりレンタルを利用すれば購入するよりも断然お安く、保管場所に悩む必要もメンテナンスに気を使う必要もありません。
キャンプ場によってはグランピングやコテージなどもあるので、賢く利用してキャンプを満喫してください。
ギアを購入するなら
もしもあなたがキャンブをするにあたり、ギアの購入を検討しているのなら、お金を払ってしまう前に確認してほしいことがいくつかあります。
・年に何回ぐらいキャンブは行いますか?
・キャンブは何人で楽しみますか?
・キャンプで、「ぜひ、これはやってみたい!」ということはありますか?
この3つのことを自分に質問してみてください、
答えはどうでしたか?
月イチでキャンプ行く!という予定のハードユーザーなら、テントや寝袋など、少し値が張るけれど高性能なものを購入しても無駄にはならないでしょう。
しかし、「うーん、半年に1回ぐらい?」という方はテントなどを購入はせず、レンタル品を使用した方がずっと経済的です。
また、キャンプには友達や家族とグループでワイワイ楽しみたいのか、ソロでしっとりと静かな時間を過ごしたいのか、ということでも選ぶギアは違います。
そして、キャンプで何をメインに楽しむのか、ということもギア選びには大切です。
皆でバーベキューを楽しみたいならバーベキューセットの購入を考え、ソロで焚き火に癒されたいなら焚火台の購入を検討しましょう。
こういった人数やキャンプに行く頻度、やりたいことなどの方向性が、いわゆる「キャンプスタイル」です。
このことを考えずキャンプに行って、テントを張ったらもう暇になっちゃった、という方も珍しくありません。
キャンプを最大限に楽しむためにも、ギアの購入は慎重に検討を重ねましょう!
テントの選び方
キャンプといえばテント泊というイメージの初心者も少なくないでしょう。
別にコテージを利用しても車中泊でも、あなたが「キャンプ楽しかった!」と思えれば、それはキャンプです。
しかし、自分のテントでテント泊をしたいというのであれば、購入前にいくつかの項目をチェックしましょう。
キャンプをする時期
テントは大きく分けて2種類、3シーズン(春・夏・秋)と冬期用テントに分類されます。
降雪などからテント内を守るため、フライシートにスカートと呼ばれる裾があるのが冬用で、これがないと冷気が入り込み、テント内の暖気が逃げて寒い思いをします。
キャンプのハイシーズンだけ楽しむのか、冬を含む1年中楽しみたいのか少し考えて購入する候補を絞り込みましょう。
・雪中キャンプ向けのソロテント選び!これを見逃すと地獄を味わう5選
使用人数
テントの使用人数の確認も大切です。
ファミリー向けテントは大きく、ソロキャンパーでは持て余すでしょうし、反対に1人用テントでは家族みんなで使えません。
テントの使用人数は収納時のサイズや重量にも関係するので、オートキャンプなのか徒歩キャンプなのかなど、スタイルにも関係してきます。
耐水圧
次に耐水圧。
テントに使われる素材は化繊とコットンなどで、それぞれ得意・不得意が繊維によって違い、加工によっても耐水圧が変わってきます。
耐水圧の目安は1500mmから2000mmで、これよりも低いと雨が染み込む心配があります。
そして、設営方法の確認もしっかりとしましょう。
焚き火台orガスバーナー どちらにする?
キャンプでは火を扱うには焚き火かガスバーナーを使う必要があります。
焚き火台は日常では味わうことのできない「火」をダイレクトに扱うキャンプならではの得難い体験ができるでしょう。
ただし、火の管理が難しい場合があることや後始末、利用できないキャンプ場があることといったデメリットもあります。
一方のガスバーナーはキッチンで火を扱う感覚に近く、簡単に着火と消火が可能なだけでなく、火力調整も容易です。
デメリットは長時間の調理に向いていない、ガス缶の管理、機器同士の適合などがあります。
また、どちらの火器を使用するかによって、利用できコッヘルなど調理器具もある程度決まります。
個人的には「火」を楽しむなら、焚火台がおすすめです。
機能的な方が良いという方にはガスバーナーをおすすめします。
焚き火台の選び方
焚き火台を選ぶ際のポイントは、「調理に使うかどうか」です。
火を眺めるだけなら、五徳などは必要なくデザインやサイズを重視しても問題ありません。
ただし、調理をするなら荷重はどれぐらいなのか、五徳は付属するのか、調理中にも薪を投入し易いかなどチェックしましょう。
そして、自分の移動手段も考慮しましょう。
折り畳んでコンパクトにできる焚火台なら持ち運びも簡単ですが、大型の焚き火台はお洒落でカッコよくても持ち運びが大変です。
・キャンパーが熱視線!初心者でも扱いやすい焚き火台5選
ガスバーナーの選び方
ガスバーナーの選び方はシンプルに「OD缶に対応しているか」という点につきます。
OD缶は通常のガス缶と比べて頑強で、低い気温でも着火できるようになっているなど、野外で使用できる信頼性の高いものです。
注意点としては、アウトドア用のガスバーナーは各メーカーで専用のOD缶を発売しているため、互換性が低い点です。
安全に使用するためにも同一メーカーの純正品を使うようにしましょう。
寝袋(シュラフ)の選び方
寝袋を選ぶ際に大切なのが対応可能温度です。
主にコンフォート、リミット、エクストリームで表記され、基準にするのはコンフォートをおすすめします。
次に中綿はダウンが現在の主流ですが、濡れに弱く、一度濡れると保温力が下がるので結露や雨には要注意!
化繊綿のものはダウンに比べて重たく、かさばる傾向にありますが、一方で濡れにも強く、価格が安い点がメリットです。
自分がキャンプを行う季節や環境を検討してから購入しましょう。
・初心者こそ寝袋は5,000円以下で!その理由とおすすめ寝袋まとめ
初心者が使い易いキャンプ場のポイント
初心者がキャンプデビューをするのに向いたキャンプ場のポイントを紹介します。
人によっては「ここは妥協できるかな」というポイントはあるかと思いますが、参考にしてみてください。
管理人さんが常駐しているか
初めてのキャンプには不安や失敗が付きもの!
例えばテントのポールが強風で折れてしまった、という時に管理人さんが常駐しているキャンプ場ならレンタル品を貸してもらえるかもしれませんし、コテージなどに宿泊先の変更を提案してくれるかもしれません。
また、盗難や他のキャンパーとのトラブルの際には間に立って助けてくれることもあるでしょう。
また、管理人さんが常駐しているキャンプ場はセキュリティ面でもしっかりしている場合も多いので、子ども連れのファミリーキャンプや女性のソロキャンプでも安心感があります。
トイレなど設備の充実度
現在では殆どのキャンプ場で水洗トイレや洗い場などが設置されています。
しかし、昔ながらのキャンプ場ではあえてそういった設備を拡充していない場合もあるので、口コミや公式サイト等で確認しておきましょう。
また、浄化槽を設置しておらず、洗剤の使用や汚れの多いものの洗浄はNGという場合もあるので、事前に調べておくと安心です。
電源付きサイトがあるか
現代のキャンプではスマホや各種電源が必要な機器の持ち込みは当たり前になりました。
そのため、バッテリー残量を気にせず使えるAC電源付きサイトが人気です。
特に初心者はスマホなどで色々と調べものをしたくなるタイミングが多いので、AC付きサイトの利用がおすすめです。
また、電源付きサイトなら、ポータブル電源の購入や持ち込みをしなくてもよい点も初心者にオススメできるポイントです。
コテージなどはあるか
いきなりテント泊は厳しいかも、という方はコテージなどの利用から始めるとキャンプを楽しめるのではないでしょうか。
テント泊だけがキヤンプの楽しみ方ではありません。
車中泊やキャンプ場にあるコテージなどの宿泊施設の利用も一味違った楽しさがあります。
テンや寝袋などを持っていく必要がないため、荷物をたくさん持っていく必要なし!
その分だけ食材を持っていって豪華バーベキューを楽しんだり、あるいはその地域のアクティビティを楽しむためのアイテムを持っていったりと、キャンプ場を中心としてアウトドアアクティビティの幅を広げることができます。
近くに買い物ができる場所はあるか
キャンプ場までの道程にスーパーやコンビニなどがあるか、チェックしてみてください。
ハイシーズンである夏場は食材が痛み易く、クーラーボックスなどを持っても自宅から現地へ持ってく間が少し不安です。
そんな時、キャンプ場近くに買い物できる場所があると、そういった心配が少なくなります。
また、ちょっとした忘れ物などの対応もできるので、初心者には安心でしょう。
道の駅などで地元の特産品を楽しむことも個人的にはおすすめです。
キャンプ場のルールに注意
これからキャンプを始めるという方に必ずチェックしてほしいのが、キャンプ場のルールです。
例えば直火での焚き火禁止、焚火台使用時には必ず耐熱シートを設置することなど、キャンプ場ごとにルールが少しずつ違います。
利用者のマナーの悪化が原因で禁止事項が増えているキャンプ場もあります。
キャンブを長く楽しむためにもしっかりとルールを守りましょう。
キャンプギアは実物を見てから購入を決めよう!
キャンプギアが色々と欲しくなったら、まずはアウトドアアイテムが置いてあるお店に行ってみましょう。
いきなりネット通販で買うよりもスタッフさんなどに実際の使用感を聞いてみたり、自分で触ってみたりすると、キャンプ場で使うイメージが掴み易いです。
スタッフさんには、「いつ頃キャンプをしたい」「こんなことをしたい」「予算はこれぐらいで」と伝えると親切に教えてくれるので、ぜひ参考にしてください。
ギアのメンテナンス
ギアを購入したら、メンテナンスを行いましょう。
キャンプギアは毎日使うものではないので、キャンプ行く前にしっかりと状態をチェックして事故などを予防するようにしましょう。
特にテントの加水分解、火器の煤の詰まりには要注意です。
メンテナンスはギアによって異なるので、取扱説明書は必ず保管して適宜関してください。
また、購入する際にお店のスタッフさんにメンテナンスについて聞き、メンテナンスキットを一緒に購入しておくと便利です。
まとめ
キャンプ初心者がギアを購入する際に大切なのは、「キャンプでやりたいことを考えておくこと」です。
そして、やりたいことを実現できるギアやキャンプ場を探し出せれば、きっとキャンプを最大限に楽しめるはずです!
キャンプの楽しみ方はキャンパーの数だけあります。
みなさんも、ぜひキャンプを長く楽しんでくださいね。
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