キャンブの時には無限にギアを持ち出すことができないので、季節や人数、何をやりたいかなど様々な理由で厳選することになります。
特に徒歩で移動する徒歩キャンパーにとって重量は悩みの種ともいえる命題です。
もちろん、車で行くオートキャンプでも同様で、車載できる量には限界がありますよね。
重量を減らしつつも不便にならないためには、どうすればいいのか。
その解決策のひとつが役割を兼任できるギア達の存在！
今回の記事ではキャンプギアの総数を減らし、重量軽減にも役立つ何役も兼ねるギアを紹介します。
ソロならカトラリーはこのセットだけOK！
画像出典:mont-bell
キャンプの醍醐味のひとつは料理だと個人的には思っています。
その際に調理器具だけでなく、食べるためのカトラリー類が必要になるのですが、個人的にはこれかせなかなか厄介……。
大きなものをたくさん持っていくと案外邪魔になるし、かといってないと不便なのです。
そんな時に見つけたのが、mont-bell(モンベル)のスタックイン野箸と、その拡張セットとでもいうべきスプーン&フォークセットでした。
野箸はお箸の先端がねじのよう回転させて装着するのですが、その先端部分をスプーンorフォークに付け替えることが可能なのです。
セットでまとめて持っていける上にコンパクトなので持ち運びも楽々、尚且つひとつで3役という優れものなので、ソロキャンパーにおすすめです。
mont-bellスタックイン野箸、スプーン&フォークセット、カトラリーセットの取り扱いはコチラ
スタックイン野箸
スタックイン野箸用 スプーン&フォークセット
スタックイン カトラリーセット
焚き火で充電!? 電力確保が可能になる焚き火台！
画像出典:mont-bell
ちょっと変わった外観の焚き火台BioLite（バイオライト）のキャンプストーブ2 PLUSは、外観だけでなくその能力も変わり種です。
なんと、キャンプストーブ2 PLUSは発電できる焚き火台なのです！
発電の仕組みは焚き火の熱を利用して発電し、発電した電気で送風ファンを使ってさらに効率よく焚き火を燃やし、とエネルギーを循環させて燃焼と発電のサイクルを作り出します。
さらに余剰電力はバッテリーに蓄えて外部出力が可能なのでスマホの充電が可能という、焚き火台とバッテリーを組み合わせた次世代のギアです。
送風ファンのおかげで火力調整し易く、煙なども殆ど出ないため、焚き火台としてもキャンプで活躍間違いなしの逸品です。
キャンプにぴったりのタフなモバイルバッテリーで明かりも確保
画像出典:ELECOM
モバイルバッテリーは屋外へと持ち出すこともよくある製品で、出先でスマホの充電が心許ない時に安心できる現代では必須ともいえるアイテムのひとつです。
しかし、街中ならともかく、キャンプなどのアウトドアにも持ち出すのは耐久性の面で少々不安があるというのも事実でした。
そんなキヤンプなどで使うことへの不安の解決策のひとつが、このNESTOUT(ネストアウト)と銘打たれたELECOM(エレコム)のモバイルパッテリーシリーズ。
優れた防水・防塵・耐衝撃への耐性を持ち、さらに別売りのパーツとの組み合わせでランタンとして1つ2役の活躍も可能！
バッテリーのサイズも3種類あり、用途や好みで選べる点もおすすめです。
1つ4役のスリーピングバッグでハンモック泊も安心
画像出典:SOHSHIN
デイキャンプでなければテントやコテージなどで一泊することになりますが、普段の生活とは違う寝具を使うことになります。
そんな寝具のひとつが寝袋で、寝袋にも複数の使い方があれば便利だと思いませんか？
EXPED(エクスペド) のDreamwalkerは、コートのように着て歩け、さらにブランケットとしても使えて、ハンモック泊ではハンモックキルトとしても利用可能という寝袋という言葉には収まりきらない程多彩な使用が可能です。
耐水圧は1,000mmと多少の濡れは気にならないタフさ、と夏のキャンプでは十分なリミット温度－4℃という安心感があります。
もちろん、完全防水ではなく撥水という点に注意して、ハンモック泊ではタープと組み合わせることをおすすめしますが、ハンモック泊に挑戦したいという方は、ハンモックキルトの候補として購入を検討していも良いのではないでしょうか。
荷物整理も枕もこのスタッフバッグにお任せ！
画像出典:楽天市場
スタッフザックは色々な荷物を鞄の中でバラバラにすることなく、まとめるには非常に便利なアイテム。
整理整頓がし易いだけでなく、荷物を背負って移動する徒歩キャンプでは荷物が鞄の内部でふらふら動かず背負い易いため疲労軽減と転倒防止に役立ちます。
そんなスタッフザックの使い方のひとつとして、衣類を詰めて枕代わりにするのは皆さん結構やっていらっしゃるのではないでしょうか？
そんな裏技的スタッフサック利用法ですが、ドリームサックピローは1面にフリースが張り付けられている「枕代わりにする」ことを最初から想定したスタッフザックなのです。
荷物整理に欠かせないスタッフザックと、安眠のための枕を合体させたGRANITEGEAR（グラナイトギア）のドリームサックピローは、洗濯も簡単にできるので、その点も良品です。
スタッフザックを枕代わりにしてガサガサした感触や音が気になっていた、という方はぜひ使ってみてください。
ハイスペッククーラーボックスが簡易キッチンに!?
画像出典:OUTPUT LIFE
クーラーボックスは正直重たく、徒歩キャンプでは小さく畳めて軽量のソフトタイプが個人的な好みなのですが、このクーラーボックスは一目見て「何これ凄い！ 欲しい！」となりました。
キャリーバッグのようなスタイルで、キャンプ場などの不整地でも移動し易い大型のタイヤ付き。
さらに耐荷重が20kgあるので、他のギアを少し位乗せての運搬もへっちゃらの耐久性と、最長で5日という保冷力！
耐紫外線かつ食品グレードの無害素材を採用しているためキャンプにぴったりというこのクーラーボックスは、さらに庫内のセパレートがまな板になり、バスケットタイプのシェルフ、ドリンクホルダーが付属しているため、簡易キッチンとしても機能するのです。
キャンプで料理を楽しみたい！
だけど、調理のためのテーブルをもうひとつ持っていくのは辛い、そんな方には大変おすすめしたいクーラーボックスです。
OUTPUT LIFE(アウトプットライフ)のICELANDクーラーボックス・ホイール付きの取り扱いはコチラ
まとめ
あまりにもたくさんのギアを持っていくと、キャンプサイトがゴチャついた印象になってしまいます。
そのため、すっきりと整理されたお洒落なキャンプサイトを構築したい方にも役割を複数持ったギアはおすすめできます。
軽量化と整理されたお洒落キャンプサイトを両立できる兼任ギアの導入を、ぜひ検討してみてください。
・キャンプギアはコンパクトの時代！軽量でスマートに持ち運べるおすすめアイテム５選
・キャンパー最大の悩み！荷物をコンパクトにするマル秘テクニック＆おすすめギア４選
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