設営・段取りでの夫婦喧嘩のあるある&解決法はアレだった!

設営・段取りでの夫婦喧嘩のあるある&解決法はアレだった!
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 キャンプブームが到来している近頃。

お洒落な人達がお洒落なキャンプ道具でお洒落にテントサイトを形作っています。

流れるようにスムーズに設営をし、のんびりとした時間を味わい、子どもがいれば一緒に野遊びをして…

さらには美味しいキャンプ料理を食べ、非日常の時間を大切に味わう…

そんな憧れを抱き、キャンプの世界へ足を踏み入れた人も多いのではないでしょうか。

しかし、見るのと実際にやるのは大違いですよね!

ベテランキャンパーの皆さんも、始めの頃は夫婦喧嘩をしませんでしたか?

そこで今回は、私のリアルなキャンプ夫婦喧嘩体験と共に、そこから学んだことを書いていきたいと思います。



タープが・・・張れない!!

これは、初めて私たち家族だけで1泊2日のキャンプをした時の話です。

初キャンプを友人家族と共に過ごし、勢い付いてしまった我が家は、2回目にして無謀にもすぐに自分達だけのファミリーキャンプを企画しました。

川遊びができるようにと山間のキャンプ場の川沿いサイトで1泊。

この段階で、テントもタープも1度しか設営したことがありません。

「キャンプ、楽しい!意外と設営いけるじゃん!」と、前回キャンプを友人家族におんぶに抱っこだったことも忘れ、少し出てきた余裕や自信で完全に浮かれてしまっていました。

当然キャンプはそんなに甘いものではなく、事件はキャンプサイト到着後すぐに起きることになるのです。

買い物を終え、キャンプサイトに到着後設営をサクッとしてしまってから昼食を取ろう。そんなつもりが・・・すぐに気がつく違和感。

前回とは異なるサイトの狭さ

2サイトで広々設営していたグループキャンプの前回とは訳が違います。

設営のレイアウトを考え始めて、始まる夫婦の意見の食い違い。

なんせお互いが初心者なので、お互いが好き勝手に言い合って譲りません。

早くも険悪なムードが流れ始め、「こうするしかなくない?」となんとか方向性を定め張り始めるも、今度は初めての砂利サイトにペグがうまく刺せずにイライラし始める夫。

さらに、遊びたい子どもたちが回游し始め、お腹も空き始める…

もう、めちゃくちゃです。(笑)

なんとかある程度張れそうであとは微調整、という段階で夫に設営を任せ川遊びに向かうも、すぐに何度か夫に呼び返され設営の手伝いをする、ということを繰り返します。

結局、川遊びもタープ設営もままならず「もう帰ろう。」と夫が言い始める始末。

収集がつかなくなったところで、とりあえずの昼食をとると、夫婦で少し冷静になることができ、タープは諦めることに。

夫がテントを設営している間に、私と子どもたちで川遊びに行くことができ、そのほかの設営も終えました。

この間の夫婦喧嘩は全てお隣サイトのキャンパーさんたちには見聞きされたいたのかと思うと、今思い出しても恥ずかしくなります。そして、申し訳なく思います。

その後も続く小競り合い・・焚き火マジックで仲直り

夕飯は簡単にツーバーナーコンロで焼きそば!なはずが・・油や調味料を忘れたことに気づいてまた勃発する小競り合い。

その後も、道具の忘れ物や、湯たんぽの使い方でひと揉めもふた揉めもしました我が夫婦です。

それでもなんとか子どもたちを寝かしつけ、ようやくやってきました夫婦水入らずの、焚き火晩酌タイムです。

ようやく、お互いが素直に「あれはごめん。」「あの時、言いすぎた。」と仲直りができた時でした。

「ああすればよかったね。」「やっぱりあんな時にはこうしよう。」とここで改めて、その日の行動を振り返ることができました。

そのおかげなのか、翌日の撤収は夫婦で協力し、喧嘩をすることもなく、スムーズに終えることができたのでした。



-まとめ- 初心者キャンパー夫婦は事前準備が9割

キャンプでの夫婦喧嘩体験をし、私が感じたのはとにかく「初心者キャンパー同士は、事前準備が全てだ」ということ。そう、当たり前のことです。

これは、初心者キャンパーだけでなく全てのキャンパーに言えることかもしれませんが、特にキャンプ歴が浅いほど事前準備が大切だと思います。

初心者キャンパーは道具を揃えることに夢中になりがちですが、より大切なのはそれを「使う」準備をすること。

テントやタープの貼り方を一緒に動画を観て頭にいれておくのも1つの手。

サイトへついてからの設営の手順やスケジュールの確認、道具を一度使って見るなどなどキャンプ出発前にも、夫婦で一緒に事前準備をし、意思疎通を図る時間を作るのがいいのではないでしょうか。

気晴らしタイムも重要

また、キャンプは思いもよらぬことや失敗がつきもの。

その時に、初心者同士の夫婦だとどうしてもお互いに責め合ってしまいます。

そんな時、お互いに意識して「ちょっと気晴らしタイム」を作ることが大事だと思いました。

早めご飯にするもよし、コーヒーを飲むもよし、子供と遊ぶでもよし、こわばった夫婦の空気を変えるために一度煮詰まった作業を止めて、キャンプならではの気晴らしタイムを作ると冷静になれるのかなと思います。

そして、何より後は実践あるのみ!

繰り返しキャンプをする中で、夫婦の阿吽の呼吸がきっとできてくるはず。

一度のキャンプ、一度の夫婦喧嘩で諦めず何度もキャンプをともにすることで、「そんな黒歴史キャンプもあったね。」と笑いあえる日が来ますように。

キャンプがより夫婦の絆を深めてくれることを信じて、今日もキャンプに行きましょう!



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