おうちで過ごす毎日ですが、皆さんいかがお過ごしですか。
Instagramなどでは、「おうちキャンプ」と称して、おうちでテントを広げたりキャンプ飯を作ったり、皆さんそれぞれ工夫して楽しんでいるみたいですね。
いつか、お外で思いっきりキャンプが楽しめるように!今は少し長い準備期間だと思って、最新のキャンプギアをネットで探してみたり、今更調べないキャンプの基礎知識などを振り返ってみるのはいかがでしょうか?
そんな、今回は初心者さん必見!薪と炭についてまとめてみました☆
薪と炭の種類いろいろまとめてみました!
ホームセンターでもキャンプ場でも売っている薪と炭。
いざキャンプで使ってみると、思ったように火がつかない・・・そんなことありませんか?
また、何度かキャンプを経験しているキャンパーさんでも、不自由することがなければ、意外と深く掘り下げることはないかもしれません。
いつも通りの薪と炭。ですが、意外と知らない薪と炭。
いつもの薪と炭で充分なキャンパーさんも、これを機会に薪と炭を極めてみませんか?
薪の種類は針葉樹と広葉樹
ホームセンターやキャンプ場で売っている薪。
実は針葉樹か広葉樹かで、燃え方が違ってきます。
でも、販売されている薪って意外とお店に一種類ということが多いんですよね。
杉・ヒノキ・松などの針葉樹は着火が早い
出典:楽天市場
杉・ヒノキ・松などの針葉樹は油分を多く含んでいるので着火が早いのが特徴。
焚火やストーブに使用するなら、最初は針葉樹で着火して、後から広葉樹を足していく方法がおすすめです。
針葉樹が適しているのは焚火料理!
火力とスピードが大事な焚火料理に素早くしっかり火が回る針葉樹は大活躍です。
ナラ・クヌギ・樫などの広葉樹は長く燃え続けてくれる
出典:楽天市場
広葉樹は、針葉樹と比べて持ってみると重いのが特徴。
重さに比例してゆっくり、じっくり燃えます。
しっとりと焚火を楽しみたい時や、薪ストーブなどの温度を一定に保ち続けるのに最適なのは広葉樹です。
また、焚火料理でもダッチオーブン料理など、少し煮込む時間が必要なものは広葉樹が良いかもしれません。
火つけ用には針葉樹の焚き付け用薪が最適です。
出典:楽天市場
焚き付け用薪 1,777円(税込)
ちょっとした焚火であれば、焚き付け用は落ちている小枝や松ぼっくりなどで充分ですが、本格的な薪ストーブを使用するなら是非。
細木で針葉樹なので、着火が早く焚き付け用に最適です。
薪は適切に保存しましょう
キャンプで薪が余ってしまった場合は、捨てずに持ち帰りましょう。
次のキャンプでも使えます!ただし保存方法が大切です。
薪は風通しの良い屋外に保存するのがおすすめです。
湿気ってしまうと燃えにくくなってしまうので、車の中などではなく屋外で風を通しましょう。
そして、天然の木なので稀に小さな虫がひそんでいることが。
お家のなかでの保管はあまりおすすめできないかも。
炭の種類は5種類!
出典:snowpeak
バーベキューに使用する炭は、1人1kgが目安。1kgで燃時間は約1時間ぐらいです。
ホームセンターで売っている炭にも実は種類があるって知ってましたか?
炭の種類は大きくわけると5種類ほどになります。
マングローブ炭
出典:楽天市場
ホームセンターで売られている「バーベキュー用炭」はほぼマングローブ炭です。
着火が早いのが特徴ですが、早く燃え尽きてしまうのも特徴。
油分の多いお肉などを焼くと、火が上がってしまうこともあるので、着火用として他の炭と併用するのがおすすめです。
黒炭
出典:楽天市場
バーベキュー用炭といえば、ナラやクヌギなどの木材で作られている黒炭。
マングローブ炭より少し高価ではありますが、安定した火力と燃焼時間が特徴です。
煙も出にくいので、炭火料理に最適です。
備長炭
出典:楽天市場
ウバメガシやアラカシが原料の備長炭。
火力も高く、燃焼時間も抜群に良いのですが、着火に時間がかかるのが難点。
簡単にバーベキューをしたい時には少し不向きですが、安定した火力がプロには大人気の炭です。
オガ炭
出典:楽天市場
おが屑を集めて作られた人工炭。オガ炭備長炭として売られていたりします。
備長炭と名前が着くぐらい火力も、燃焼時間も抜群です。
備長炭より安く売られているので、手に入りやすいのですが、備長炭と同じように着火しにくいの難点です。
着火加工成型炭
出典:LOGOS
ロゴスのエコココロゴスが有名な、着火加工成型済み。
オガ炭と同じように、おが屑やヤシガラで作られていますが、こちらは着火剤が炭に混ぜ込まれています。
着火した時に少々着火剤の匂いがする場合がありますが、環境に優しく着火しやすいため、バーベキューに最適です。
薪や炭を使い分けてみよう!
いかがでしたか?
今回は意外と知らない薪と炭の種類をまとめてみました。
いつもと同じ薪と炭で、いつものようにキャンプは楽しめますが、せっかくのステイホーム週間です。
今回集めた知識をちょっと活用して、次のキャンプは薪と炭でちょっと冒険してみませんか?
キャンプの幅が少し広がるかもしれませんよ。