アウトドアでの明かりといえば便利なLEDが主流です。
しかし、あえて不便さや日常とは違う明かりを楽しめるのもキャンプの楽しみのひとつ。
そのクラシカルなフォルムと柔らかな火の灯りで人気なのがオイルランタンです。
特に人気なのが取り回し易いフュアハンドランタン。
日常品から非日常を味わうアイテムへと役割が変わった現代のフュアハンドランタンの人気モデルから、レアモデルまで紹介します。
カッコよくて大人気! ただし偽物には要注意!
日常的に利用する照明としての歴史を持つランプ。
その中でも携行性に優れ、風にも強いフュアハンドランタンは農業を始めとした屋外作業で重宝されていたのです。
現代ではキャンプなど、ちょっとした非日常を彩るアイテムとして非常に人気です。
昨今のキャンプブームでは特に人気となり、人気ブランドのものはコピー商品や転売が横行し、価格が高騰するなど、愛好家として苦い思いをした方も多いかもしれません。
個人的には初めて購入する方は、ぜひ店頭で実物に触れてサイズ感や質感を確認してほしいと思っています。
なぜなら信頼できるお店で取り扱っている正規品を購入する方が、長く使うなら経済的だからです。
今では少なくなったようですが、コピー商品は作りが甘くオイル漏れ、排気不良などの問題を初期から抱えている場合も少なくないため、結局買い替える羽目になってしまうのです。
人気モデルからレアモデルまでフュアハンドランタン紹介
日本唯一のランプメーカーFLAME SENSE
画像出典:WINGED WHEEL
FLAME SENSEは日本で唯一現存しているランプメーカーであるWINGED WHEELのオイルランプブランドです。
そんなWINGED WHEELの前身である別所ランプは、日本で初めてハリケーンランタン(フュアハンドランタンの別名)を完成させたメーカーでもあります。
FLAME SENSEのランタンは職人さんの手仕事で作られているため、販売は数量を限定し、人気のモデルは商品発送まで3年から5年の期間が必要という状態!
ランタンだけでなく、ブランドヒストリーにも注目の逸品です。
元祖オイルランタンといえばこれ!
画像出典:株式会社スター商事
現代でも愛されるオイルランプといえば、フュアハンドのランタンです。
ハリケーンランタンの別名でも知られるフュアハンドのランタンは、現代でも文化や生活水準が異なる様々な地域で、その実用性から生活に密着したランタンとしても今もなお利用されています。
日本に住む私達が主に使うのはキャンプシーンですが、そのクラシカルな外見と完成された機能性は健在で、安定した灯火と点火・消火のし易さで初心者にもおすすめのアイテムです。
また、人気があるため、ホヤ(ランプのガラスの覆い)や替え芯などが簡単に手に入るのも長く使いやすい点です。
ロウソクでお馴染みのあのメーカーのランタン
画像出典:カメヤマキャンドルハウス
仏壇や神棚などに使うロウソクでお馴染みのカメヤマが、なんとランプを販売しています。
オーソドックスなフュアハンドタイプから、よりクラックなスタイルのオイルランタンまでラインナップされており、キャンプ場で火を灯せば映画の登場人物になったような気分を味わえるかもしれません。
現代のキャンプではオイルランタンは雰囲気作りの面が強いことを考えると、他のキャンパーとは一風変わったスタイルのオイルランタンを使ってもサイトに映えるのではないでしょうか。
ふるさと納税でランタンが!?
画像出典:総務省ふるさと納税ポータルサイト
フュアハンドランタンを手に入れる上で、少しトリッキーな手段になるかもしれませんが、「ふるさと納税」という手があります。
キャンプブームを受けて、各自治体が特色を打ち出したキャンプギアを返礼品として用意しており、その中にオイルランタンが含まれていることがあるのです。
ふるさと納税の返礼品のランタンは人気のあるブランドのものだけでなく、特別なもの採用されていることもあり、追加要素としてシェードとのセット、地場産業である織物を使ったバッグとのセットなど、そこでしか得られないものも多いので、番外編的な扱いではありますが、紹介させて頂くことにしました。
フュアハンドベイビースペシャル276の個人的使用感
私が所有しているオイルランタンはフュアハンドのベイビースペシャルです。
当時はアウトドアブームが本格化する前だったので、店頭には在庫がたくさん並んでいたことを覚えています。
見た目のカッコよさに惹かれて購入したランタンですが、使用すると現代まで生き残ったことがよく分かる機能美に溢れたアイテムでした。
初心者にも使い易く、着火が容易で風に強いため使用していて安心感があります。
少々難点を挙げるとすれば、着火時に中央のホヤをシリンダーハンドルで持ち上げるのですが、固い!
初めて使った時はハンドルが折れるんじゃないかとヒヤヒヤものです。
また、ホヤはガラス製なので移動時など取り扱いにも気を使いますし、当たり前ですが光量もLEDランタンには及びません、
しかし、街中では味わえない灯火の雰囲気と、種火として火を焚き火などに移すオツな使い方を楽しんでいます。
オイルランタンとの同時購入おすすめアイテム
初めてオイルランタンを購入した方へ、ランタンとの同時購入をおすすめしたいものを簡単に紹介します。
まず、オイル(燃料)です。
私のおすすめはパラフィンオイルで、揮発性が低く引火し難いため安全性が高く、長期保存にも耐え得るからです。
なにより第3石油類に分類されているため、運搬の際に容器の選定がかなり楽になります。
次に替え芯です。
忘れがちですが、芯はじわじわと燃えていくオイルと同じ消耗品です。
こちらも初回に一緒に購入するとなくなってから慌てる必要がないので安心です。
そして、キャンプ場で使うならランタン用のケースも欲しいところです。
殆どのオイルランタンはホヤがガラス製で割れやすいので、移動中などはクッション性のあるケースに収納して保護すると破損の心配が減らせます。
まとめ
オイルランタンはキャンプサイトの雰囲気を盛り上げるのには、もってこいのギアです。
そのフォルムや灯火に魅了される人が多いアイテムですが、その分だけ品質の低いコピー商品や高額転売の餌食ともなってきました。
キャンプ場で普段は目にすることにない灯りとしての「火」を楽しめるランタンを店頭で見かけたら、ぜひ手に持ってみてください。
その魅力に、きっと触れることができますよ。
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