キャンプインストラクター直伝!ブッシュクラフトを初心者が楽しむマル秘テクニック7選

キャンプインストラクター直伝!ブッシュクラフトを初心者が楽しむマル秘テクニック7選
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ブッシュクラフト。

ブッシュ=”茂み”、クラフト=”工作”。

直訳するとよく意味はわかりませんが、なんとも男心をくすぐられる響きですよね。

昨今のアウトドアブームにより認知度を高めていますが、なんとなくきいたことがある、ワイルドでカッコいいイメージがあるけどよくわからない、という人がまだまだ多い世界だと思います。

今回はキャンプインストラクターの資格を持つ私がブッシュクラフト初心者の方向けにマル秘テクニックを7つご紹介します。
ブッシュクラフトの醍醐味を手っ取り早く体感できるものを厳選しました。

ブッシュクラフトとは何か、どんな魅力があるか、という解説も交えながらご紹介します。
読み終えた頃にはフィールドに飛び出したくてウズウズするはず!

ではいきます!

結局ブッシュクラフトって何?

ブッシュクラフトには様々な定義があるのですが、私の中では

「サバイバルテイスト満載のキャンプスタイルと定義しています。

過酷な環境を生き抜くためのサバイバル術や知恵をキャンプに取り入れ、娯楽として楽しむ。
それがブッシュクラフト!

楽しみながら習得したサバイバル術や知恵は血肉となり、災害時にも大いに役立ちます。

楽しいし、実際に役立つ技術を習得できる。
そんな一石二鳥のブッシュクラフトは最高の趣味だと確信しています。

多くの人を虜にするブッシュクラフトの醍醐味とは?

ブッシュクラフトには大きく分けて3つの醍醐味があると考えています。

  • 圧倒的非日常
    刺激を受けたり、癒されたり。普段とは全く違う体験ができる。
  • あえて時間をかける贅沢
    忙しく、効率を求められる普段の生活から解き放たれる。
  • スキルや適応能力の習得が嬉しい
    「俺、なかなかやるやん。」という自信につながる。

ブッシュクラフトは奥が深すぎます。
ガチ勢は小枝や落ち葉でシェルターを作る、雨水を濾過して飲料水を作るといったこともしますが、いきなりそこまでやる必要はありません。

まずはブッシュクラフトの醍醐味を手っ取り早く味わうことができる焚火、ナイフ、ロープワークのテクニックに絞ってご紹介したいと思います。

ブッシュクラフト初心者にオススメしたいマル秘テクニック7選

1 普段のキャンプに少しずつブッシュクラフト要素を取り入れよう!

出典:OneTigris公式サイト

テクニックというより心構えですが、いきなり最低限の装備で野山に分け入るのはやめましょう。
シンプルに危険です。

初心者の方は普段のキャンプに少しずつブッシュクラフト「要素」を取り入れていくことをオススメします。

まずは慣れ親しんだキャンプ場や設備の整ったキャンプ場でやってみましょう。
装備も最低限ではなく普段どおり持参すべし。

持参した上で、できるだけ道具に頼らず楽しむ方法を模索してみてください。

ワイルドなイメージとはかけ離れているかもしれませんが、慣れるまではうまくいかなかった時の保険をかけておくのが超重要!

下記キャンプ場であれば、設備も整っているし、ワイルドな雰囲気も味わえるのでオススメです!

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2 ワイルドな気分を盛り上げてくれる無骨ギアを揃えよう!

出典:モーラナイフ公式サイト

自分の中の野生の本能を呼び覚ましてくれるワイルドなギアを揃えましょう。
それだけでグッと気持ちが高まります。

ブッシュクラフトにはシンプルで堅牢な作りの無骨なギアが似合います。
ポップなカラーリングのギアも良いですが、この日ばかりはお留守番していただきましょう。

特にサイト全体の雰囲気をガラリと変えるのがテント。

少しお金はかかりますが、是非ブッシュクラフト用のテントを手に入れて欲しいです!
人気急上昇中の「OneTigris」のテントであればほとんどのモデルが1万円代で購入できます。
ミリタリーテイストのカラーもブッシュクラフトにピッタリ!

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その他ブラックやカーキのギアもオススメ!

↓↓↓

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3 ブッシュクラフトと言えば焚火!メタルマッチでの着火に挑戦してみよう!

ブッシュクラフトの主役はやっぱり焚火でしょう。
前述のブッシュクラフトの醍醐味全てを同時に味わえます。

普段のキャンプでも焚火を楽しみにされている方は多いと思います。

もちろん普段どおりの焚火も良いのですが、着火の方法を変えるだけで満足感が大きく変わるんです。

ライター、チャッカマン、ホームセンターで買ってきた着火剤を使っての着火

メタルマッチ、自作又は現地で調達したティンダー(火口)を使っての着火

に変更してみてください。

はじめは難しいかもしれませんが、苦労してつけた焚火はとても愛おしい・・・。
いつまでも消したくないという思いに駆られるでしょう。

メタルマッチは長めのストロークをとり、最後に力をグッと加えて擦るのがコツです。
何度も試して感覚を掴んでください。

4 現地で良いティンダー(火口)を探すのも楽しい!

そしてティンダー(火口)ですが、現地調達できるものの一例をあげると木の皮や枯れた草花などでしょうか。

ただ良いティンダーになる木や花の種類を知識として知っておく必要はそれほどないかと思います。

それよりも現地でいろいろな物を試してみるのが楽しいですよ!
経験を積めば良いティンダーになり得るものが直感的にわかるようになるはず!

 

また、自作のティンダーを持っていくのも良いでしょう。

麻紐をほぐしたものがよく使われますが、コットンにワセリンを染み込ませたものなんかも良いですね。

他にもリップクリームをティンダーに利用する、という小技も知ってるとカッコいいかも!

5 トライポッド作りで基本のナイフワークを習得せよ!

ブッシュクラフトと切っても切り離せないギアがナイフ。
ナイフワークのレベルとブッシュクラフトのレベルはほぼ同義です。

ナイフワークは習うより慣れろ。
現地で実際に使用する道具をナイフで作ってしまうのが一番上達する方法だと思います。

最もシンプルなのは木でペグを作ること。
ですが、私としては初心者のうちはシェルターは手早く建ててしまった方が良いと考えています。
とりあえず居住スペースを作ると気持ちにゆとりが出来ますからね。

ということで、オススメはトライポッド作り。

トライポッドはいわゆる鍋などをつるすハンガーのようなもの。
トライポッドがあるだけで料理の効率も上がりますし、サイトの雰囲気もグッと良くなります。

地面にさす木の先端を尖らせたり、ハンガーの引っ掛かり部分となる溝を削り出すためにナイフを使います。

これがナイフワークの基礎練習に良いんですよねぇ。

6 さらにナイフワークを磨くにはフェザースティック作り!副産物は「心安らぐ時間」

フェザースティック作りでさらにナイフワークを磨きましょう。
十分に乾いた薪を入手できない場合の着火方法として非常に有効です。

その名のとおり羽毛のように薄く薪を削り、着火しやすくする方法です。

可能な限り薄く削ろうと試行錯誤することでナイフワークの練習にもなります。
メタルマッチを使って着火できるレベルに薄く削れるようになればOK。

ナイフの切れ味を確認するのにも有効なので、是非フィールドで作ってみてください。
なにより無心になれますし、綺麗にできるとそれだけで満たされた気持ちになります。

CRAZY CAMP公式インスタには美しいフェザーの写真なども投稿されています。
その他カッコいいブッシュクラフトサイトの写真なども多数投稿されていますので是非チェックしてみてください!

↓↓↓

CRAZY CAMP公式Instagram

7 必要なロープワークを習得せよ!まずは「巻き結び」!

ロープワークができる男ってなんともカッコいいですよね。

普段のキャンプではそれほどロープワークを必要とされる場面はなく、適当な結びでもやり過ごせます。
しかし何でもかんでも固結びはダサいし、無骨なサイトにメルヘンな蝶々結びは似つかわしくありません。

結びの方法はたくさんありますが、全部できる必要ナシ!
実際に必要な結びだけを覚えれば良いですし、「行くたびに1つ新たな結びを使用する縛り」も面白いかもしれません。

ということでまず抑えて欲しいのがトライポッドを作る時に必要な「巻き結び」です。

こちらの解説記事、動画を参考にマスターしてみてください。

↓↓↓

巻き結びの簡単な結び方と用途を解説!説明動画付き

まとめ あなたもきっとブッシュクラフトを楽しめるはず!

いかがでしたか?

今回はブッシュクラフトをこれから始めたい方向けにまずやってみて欲しいテクニックを7つご紹介しました。

私が一番強く言いたいのは、

  • 興味があるのであれば、とにかくやってみる。
  • いきなり欲張らず、少しずつ要素を取り入れて欲しい。

ということです。

道具よりも自分のスキルがモノを言うブッシュクラフト。
普段のキャンプよりもハードルは高いかもしれませんが、ブッシュクラフトでないと味わえない魅力が間違いなくあります。

勇気を出してブッシュクラフトの世界に一歩踏み込んでみてください!

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