無骨なギアでキチッと纏まったキャンプサイトに憧れませんか?
無骨ギアでシンプルかつ機能的に纏められたキャンプサイトは、無骨ながらスタイリッシュな雰囲気が魅力的です。
しかし、無骨ギアは上級者向けのものも多く、デザインのかっこよさだけで選んでしまうと、性能を活かせないばかりか持て余してしまうことにもなってしまいます。
そこで今回は初心者でも使い易く、スタイルが固まってきてた無骨ギア以外にも使いたくなってきた時にもマッチングが簡単な無骨ギアを紹介します。
おしゃれに攻めるか、渋くキメるか
個人的な意見ですが、無骨ギアは「鉄製」と「木製」に大きく分かれています。
鉄製のギアは焚火台やハンガーラックなどの頑健さと質実剛健としたスタイルが売りで、カラーはブラック系統が多い印象です。
木製のギアはチェアやカラトリーなどの柔らかい優美さが特徴。
材木によって様々な表情があり、布材等との組み合わせでカラーバリエーションも豊富です。
例えばウッドテーブルの無骨ながら美しい木目でおしゃれに攻めるのか。
あるいはアイアンテーブルの無骨でタフな使用感で渋くキメるのか。
テーブルひとつ取っても素材の違いでギアの印象がかなり変わるので、目指すキャンプの方向性をある程度考えておくと、最初の1つも手に取りやすいのではないでしょうか。
価格・実用性・スタイルの三拍子そろったチタンマグ
出典:スノーピーク
シンプルな外観で、軽量さと丈夫さが魅力のチタン製シングルウォールマグ。
その中でも最初の1つとしておすすめしたいのが、スノーピークが発売している同シリーズの中でも最小サイズのものです。
220mℓサイズは子どもから大人まで使い易いサイズ感で、非常に使いまわし易いです。
縁のカール処理、握り易い折り畳み式のハンドル、金属臭がしないといった優れた機能面だけでなく、見た目がシンプルかつ無骨感もありカッコイイという理由で私は使っています。
また、キャンプではギアを色々と持ち込み易く、登山のように1つの道具に複数の役割を持たせる必要もないので、カップとして使うなら220mℓをおすすめします。
熱伝導率が低いチタンですが、熱湯などを注ぐとシングルウォールは縁まで熱くなり易いので気を付けてくださいね。
無骨なだけでなく、カラー選びも楽しいオイルランタン
出典:キャプテンスタッグ
キャンプ場で宿泊する時に、テント泊をするなら灯りは欠かせません。
ただの照明としてだけでなく、柔らかな灯火で暗闇すら演出してくれるのがオイルランタンです。
光量などは現代的な照明機器には及びませんが、使い込むほどに味がでるブロンズの外観はインテリアとしても十分通用するでしょう。
また、同じように火を扱っていても焚火程には神経質にはならなくてもいいので、ファミリーキャンプで子どもに火を扱わせるファーストテイクとしても良いのではないでしょうか。
カラーも無骨で渋いブロンズだけでなく、ブラック、カーキ、レッドと選ぶことができます。
燃料のパラフィンオイルも種類が豊富で、虫除け効果のあるオイルもあり、夏場には重宝するでしょう。
便利に、だけど渋くてカッコイイLEDライト
出典:ベアボーンズ
小さく、それでいてしっかりと照らしてくれる。
そんなLEDライトがベアボーンズのビーコンライトLEDです。
掌に乗るぐらいのサイズで、あまり荷物を増やしたくない徒歩キャンパーにも自信を持っておすすめできます。
ライトの頭にはカラビナがあり、高い位置に設置することで広範囲を照らすことが可能で、私がキャンプに持っていく時はザックの外にぶら下げています。
いきなりオイルランタンや大きなLEDランタンを使うのはハードルが高いという人に、無骨ながらも現代的なベアボーンズのライトは、無骨ギアの最初の1つとして扱い易いのではないでしょうか。
充電はバッテリー式で簡単に光量も調節できる点も扱い易く、吊るしても置いても使えるデザインのため、テント内でも活躍できます。
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・どハマりする人続出!ベアボーンズのランタンおすすめ5選
とにかく丈夫で収納力抜群のツールボックス
出典:リングスター
無骨ギアの魅力は外見だけではなく、少々手荒に扱ってもいいというその頑健さではないでしょうか。
使い込む中でついていった傷も自分だけのギアという感じで、愛着が湧きます。
そんな無骨ギアの中でも今回紹介するリングスターのツールボックスは群を抜いて丈夫です。
なんと耐荷重は600kg!
温度の変化にも強く、殆どの化学薬品やオイルにも耐えるその素材は、自動車のバンパーと同じもの。
薪を入れたり、椅子の代わりにしたり、蓋を取り外してバケツの代わりにもできます。
シンプルで落ち着いた外見は実用性に優れた無骨ギア然としたものですが、シンプルであるが故にステッカーなどを使えば簡単にカスタマイズできるでしょう。
ファミリーやオートキャンプを主に楽しんでいる人に長く使える無骨ギアのファーストテイクとしておすすめです。
CRAZY CAMPでクーラーボックスも特集しました!
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アウトドアチェア カーミットチェア
出典:カーミットチェア通販専門店 [Kermit Chair specialty store]
カーミットチェアは元々モーターサイクリストであるカーミットさんが、野宿をするツーリングキャンプのために生み出したアウトドアチェアでした。
バイクに積むため、軽くコンパクト且つ頑丈で、しかも快適にしたいというカーミットさんの試行錯誤の末に完成しました。
野外でラフな扱いをされることが前提のため、華奢で優美な木製の足からは想像できないほど頑健です。
現在の日本ではお洒落なアウトドアチェアとしての地位を確立し、無骨で実用的なギアとして愛好家が多くいるほどです。
キャンプシーンだけでなく、自宅でも使える無骨ながらお洒落なカーミットチェアは、家具としての購入もおすすめできる逸品です。
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無骨ギアは作れる?自分で作るひと手間を楽しむヒトテマキット
出典:西粟倉・森の学校
無骨ギア愛好家の中には、自らの手でギアを自作するDIYも盛んです。
アウトドアショップで購入する品にはない愛着と、機能やデザインに特化した様々なオリジナルギアが日々SNSにアップされています。
だけど、自分でそんなカッコイイギアを作るのは難しい……。
そんな時に見つけたのが、自分の手でカラトリーを作り出せるヒトテマキットです。
ヒトテマキットはその名のとおり、ひと手間かけて自分の手で木を削りカラトリーを作ることができるのです。
最初から完成した無骨ギアを購入するのもいいですが、自分が作って「無骨になってしまったギア」を使うのも楽しそうじゃありませんか?
厳密には無骨ギアからは外れてしまうかもしれませんが、素朴で無骨な自分オリジナルギアということで、無骨ギアの最初の1つにおすすめします。
まとめ
無骨ギアを導入する際には、テントなどの大物をいきなり変えてしまうと、自然環境とまともに対峙することになってしまい苦労するパターンもあるとか……。
そんな理由もあり、今回紹介した無骨ギアは比較的キャンプに導入し易いギアを選抜しました。
小物から揃え、次第に方向性を整えて自分のキャンプサイトを完成へ近づけていくのも、キャンプの長い目で見た楽しみ方ではないでしょうか。
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双方を横断したアクティビティを模索しています。