【初心者がブッシュクラフト】そもそもなに?どこで?必要なギアなど全部教えます!

【初心者がブッシュクラフト】そもそもなに?どこで?必要なギアなど全部教えます!
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ブッシュクラフトって自由度の高いキャンプというイメージがありませんか?

だけど、具体的にどんなもので、どこでできて、どんなギアが必要なのか、実はよく分かりませんよね。

そんなブッシュクラフトは、初心者にも楽しめるのか、そしてどんなギアが必要なのか調べてみることにしました。

ブッシュクラフトってなに?

ブッシュクラフトを簡単に説明すると、野外で生活するための知識や技術そのもの。

キャンプ好きに注目されているのは、そういった技術を用いて通常のキャンプより、もっとダイレクトに自然を感じられるキャンプスタイル全般の呼称であるブッシュクラフトです。

そういった意味では「ブッシュクラフトキャンプ」という呼び名が相応しいのですが、単純にブッシュクラフトと呼ばれています。

どこでできるの?日本では難しい?

日本は国土の約70%が山岳地帯と言われています。

そのため、ブッシュクラフトが出来そうな地域が地図上ではたくさん見受けられます。

しかし、基本的に日本の山岳は全て所有者がいます。

私有地であったり、国有地であったりと様々ですが、基本的に許可なく木を伐採したり、焚き火をしたりすることは禁止されています。

そのため、北欧などを中心として盛んな自然の中で数日間自供自足を行うような、本格的なブッシュクラフトはできないものと考えましょう。

河川敷は法律で誰でも使用できる地域となっていますが、天候の急変による増水などの危険があるため、ブッシュクラフトを行う野営地としては不適切です。

そのため、日本でブッシュクラフトを楽しむ方法は基本的に2つに絞られます。

・ブッシュクラフト体験を提供しているキャンプ場を利用する。
・自分で山などを不動産として購入し、自分の土地で楽しむ。

山の管理はとても大変なので、個人的にはキャンプ場の利用をおすすめします。

初心者がブッシュクラフトに挑戦するには

もしもあなたがブッシュクラフトを体験したいと思い、偶然にもブッシュクラフトを体験できるキャンプ場を見つけたとします。

さて、何が必要になるでしょうか?

知識、技術、道具、何から手を付けたらよいのか迷ってしまうかもしれません。

実は私には今のキャンプシーンで言うところのブッシュクラフトの経験が子ども時代にありました。

当時は「キャンプごっこ」と友達と呼んでいた山での野宿経験です。

何度も行った野宿の経験から、身に着けたい技術や知識、そして持っておきたい道具を紹介します。

少しずつブッシュクラフトに近づける

いきなりテントなしのブッシュクラフトはハードルが高いと心得ましょう。

私が初めて山で野宿(ブッシュクラフト)をした時は、テントなしで地面に直接寝ました。

もちろん殆ど眠れませんでしたし、明かり1つない山の中で火を絶やさないように友達と怯えながら一晩を過ごすことになったのです。

そんな経験をしないためにも、いきなりナイフ1本で挑戦するようなことはやめておきましょう。

テントなしに挑戦したい、という場合はタープや登山用のシェルターを使うとテントよりも気密性が低く、ダイレクトに自然を感じつつ雨など天候の変化にも対応し易いのでおすすめです。

あるいは寝袋を使わないなど、普段のキャンプから少しずつギアを減らし、技術と知識が活躍する場面を増やす方が取り組み易いと個人的には思います。

だって真っ暗な山中で雨に濡れて震えながら朝を待つなんて経験は、したくないですよね?

ブッシュクラフトに必要な技術

刃物を扱う技術が必ず必要になります。

焚き火のための薪を作り、調理を行い、寝床を作る、そういった全てのことに本格的なブッシュクラフトでは刃物を使います。

もちろん、そこまではしないよ、という方でしたら、刃物は調理や薪割り程度ができれば十分です。

次に必要となるのが、火熾しの技術です。

この技術もマッチやライターなどを使うのなら殆ど必要のない技術で、普段のキャンプで薪の組み方や火の育て方を知っているなら十分でしょう。

監理されたキャンプ場でブッシュクラフトを楽しむのなら、このぐらいの知識があれば大丈夫です。

ブッシュクラフトに必要な最低限の技術

・刃物を扱う技術
・火を扱う技術

ブッシュクラフトに必携の道具

個人的に必携なのは、ナイフと鉈、火熾しの道具、タープなどです。

ナイフは調理や木工などの細かい作業に使用し、鉈は藪払いや薪割りに使いました。

火熾しの道具はこだわるならファイアスターター、そうでなければマッチやライターなど。

火熾しの道具は不測の事態に備え、複数用意しておくことをおすすめします。

タープは張り方を工夫すれば天井も床も壁も、全て作ることができるので張り方を練習しておいてください。

私が野宿をしていた時にはタープは存在も知らなかったのでブルーシートを使っていました。

そして、意外と活躍するのがスコップです。

焚き火をするための簡単なかまどを作ったり、寝床を整地したりするのに使います。

ブッシュクラフトに必要な最低限の道具

・ナイフや鉈、ノコギリなどの刃物
・火熾しの道具(ファイアスターター、マッチ、ライターなど)
・タープやシェルター
・スコップ

ブッシュクラフトを楽しめるキャンプ場

ブッシュクラフトを楽しめるキャンプ場は管理が難しいため、あまりありません。

そのため会員制だったり、使用料金が普通のキャンプ場よりも割高だったりします。

今回紹介するのは利用料金がリーズナブルで、誰でも予約可能なキャンプ場ですので、機会があればぜひ利用してみてください。

Sakura Bushcraft Field

画像出典:Sakura Bushcraft Field

「過度な自然への負担の禁止と原状復帰。この2点を守っていただければ、Sakura Bushcraft Fieldは皆さんのキャンプアクトに何の制限も設けません」
Sakura Bushcraft Field HPより引用

何とも太っ腹な宣言をしてくれるキャンプ場・Sakura Bushcraft Fieldは、福島県二本松市にあります。

料金体系も非常にシンプルで、利用料金と宿泊料金は合わせて一人なら2,000円!

YouTubeチャンネルもあり、そこでは車でのアクセスルートも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

大瀬テント村

画像出典:大瀬テント村

大瀬テント村は静岡県沼津市にある海が臨めるキャンプ場です。

トイレなどの施設は特別綺麗という訳ではありませんが、しっかりと手入れされているため不便はないはずです。

また、基本的にフリーサイトで人の邪魔にならない・迷惑をかけない・直火禁止というルールを守っていれば自由にテントなどを設営できるので、自由を求めてブッシュクラフトに行きついたキャンパーには嬉しい限り。

そして、薪拾い放題というルールも野営感を高めてくれる最高のルールです。

静かな環境でじっくりとブッシュクラフトを初心者が楽しむなら、おすすめのキャンプ場です。

まとめ

日本で本格的なブッシュクラフトをすることは難しいことが調べてよく分かりました。

そういった意味では地域に住むお兄さんお姉さん、そしておじいさんやおばあさんからから野営や野遊びの知識や技術を教えてもらえた私は、とても幸運だったようです。

現代日本でダイナミックな自然の中でブッシュクラフトを行うことは難しいですが、機会があればぜひ挑戦してみてくださいね!

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